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外為10時 円、116円台前半で7年1カ月ぶり安値 増税巡る閣僚発言で
http://www.nikkei.com/markets/kawase/summary.aspx?g=DGXLASS0IMF03_14112014000000
2014/11/14 10:26 日経新聞
14日午前の東京外国為替市場で円相場は下げに転じ、一段安となった。10時時点では1ドル=116円10〜13銭近辺と前日17時時点に比べ32銭の円安・ドル高水準で推移している。9時20分すぎに一時116円20銭近辺と、2007年10月18日以来、ほぼ7年1カ月ぶりの安値を付けた。消費増税の先送りを巡る閣僚の発言を受け、円売り・ドル買いが優勢になった。
麻生太郎副総理・財務・金融相は閣議後の記者会見で、基礎的財政収支の赤字を2015年度に10年度比で半減するとの国際公約について「仮に(消費税率の)10%への引き上げがない場合は目標達成は厳しくなるだろう」と発言した。甘利明経済財政・再生相は閣議後は記者会見で「仮に(消費増税を)延期する場合には時期を明示しないで先送りするということはありえない」と述べた。これらの発言が「消費増税の先送りを前提とした発言と受け止められた」(国内銀行)といい、円売りが加速した。
10時前の中値決済については「日本の事業会社の決済が集中しやすい実質的な5.10日(ごとおび)とあって、国内輸入企業の円売り・ドル買いが優勢だった」(別の国内銀行)との声が聞かれた。
円は対ユーロで一段と下げ幅を広げた。10時時点では1ユーロ=144円69〜72銭近辺と同52銭の円安・ユーロ高水準で推移している。9時20分すぎには一時144円84銭近辺と、1月2日以来、約10カ月ぶりの円安・ユーロ高水準を付けた。閣僚の発言を受け、対ユーロでも円売りが優勢だった。
ユーロは対ドルで反発後、伸び悩んでいる。10時時点では1ユーロ=1.2460〜63ドル近辺と同0.0008ドルのユーロ高・ドル安水準で推移している。対円でのドル買いがユーロの対ドル相場にも波及し、ユーロ売り・ドル買いが出た。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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