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世界的景気の悪化
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4774423.html
2014年11月11日 NEVADAブログ
ニューヨークの景気は、失業率は低い、株は高い、不動産も高いとなればさぞ景気もよいと多くの人は思うでしょうが、空き店舗が増え、ホームレスが増え、街が汚くなり、人の表情が険しくなってきているのは一体どうしてでしょうか?
アメリカでは中堅層の収入が減ってきているのが如実に分かるのは5番街に巨大な店舗がありました、若い女性向けファッション店が閉店していることです。
たいして品質はよくないにも拘わらず価格は高めであり、確かにファッション性はあるのでしょうが、あの価格では収入を増やしている家庭以外はとてもついて行けませんし、H&Mが有名人とのコラボレーション等を安く出していれば何もこのブランドを高い値段を出して買う必要はありません。
また、ファーストフードレストランも日本の渋谷に進出してきていますピザ屋の¨スバロ¨が見ているだけで2店舗閉店しており、売り上げ・利益が家賃に合わない状況になってきているのがわかります。
では景気のよいところはあるのでしょうか?
観光客やニューヨーカーが余裕があれば必ず見に行きますブロードウェイショーですが、週末の座席を見ましたら、有名なアバのミュージカル、マンマミアでさえ、劇場を小さくしたにも拘わらず半分位し予約で埋まっていない状況になっていました。
実際にはスケジュールが合わずいきませんでしたので当日発売の50%引きでどれだけ売れ埋ったのかわかりませんが、週末で半分が事前に空いているというのは今まで見たこともありません。
政府発表では景気はよいとなっていますが、空港からの屋外看板はガラガラとなっており、極く一部の超高級レストラン以外で、目に見える範囲内ではどこが景気がよいのかわかりません。。
日本の景気も帝国データバンクが発表しました10月の「景気DI」は安倍内閣発足以降で初の3カ月連続悪化を記録しており、景気が悪化しているのがわかります。
10月の景気動向指数は9月に比べ0.1ポイント低下の《44.1》となり、安倍内閣発足以降で初めて3カ月連続で悪化していますが、中小企業を中心に景況感の悪化が拡大しており、全10業界中「建設」「製造」「小売」「サービス」など8業界が悪化しており、このうち「小売」特に「家具類小売」はピークだった今年3月から7カ月間で40.9ポイント減と急落したと報じられています。
地域別では、全10地域中9地域が悪化し、ほぼ全国的に悪化している姿があります。
金融緩和は麻薬と同じであり、だんだん強くしていく必要があります。
効かなくなるからですが、では最後にはどうなるでしょうか?
廃人になるしかありません。
今の金融緩和はヨーロッパでは一部の銀行が預金者にマイナス金利を要求するところにまで行きついており、もう後がありません。
本来ならそこまで行き着く前に政治家が断を下し、債務の膨張を止めるべきでしたが、誰もそれをしなかったのです。
この先、徹底的に債務危機を先おくってきた弊害が必ずリーマンショックを超える巨大な嵐として世界を襲うはずです。
その時、最も被害を受ける者は中堅層だと言えます。
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