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サンリオ、株価半減の異変から完全復活?脱金儲け&愛される企業への脱皮に難題も
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141111-00010003-bjournal-bus_all
Business Journal 11月11日(火)6時0分配信
「週刊ダイヤモンド」(ダイヤモンド社/11月1日号)は『サンリオ キティ40周年 “感性経営”試練の時』という特集を組んでいる。「ハローキティ誕生から40年。人気キャラクターを軸としたユニークなビジネスモデルを展開し、好業績に沸くサンリオを解剖するとともに、抱える経営課題に迫った」という内容だ。
サンリオといえば、人気キャラクター、ハローキティを抱えるキャラクタービジネスの雄。ハローキティは1974年に登場以来、当初は子供向けとしてヒットし、90年代には、女子高校生や女性会社員の間でキティグッズを身に着ける「キティラー」現象を生み出した。2000年代には海外でのライセンス事業に注力したサンリオの人気キャラクターとなっている。
「目下、業績は絶好調だ。15年3月期は4期連続で過去最高益を更新する見込みだ。営業利益率は驚異の25%超を誇る。高収益をけん引するのがライセンス事業、とりわけ海外だ。在庫を持たないライセンスビジネスに特化することで売上高の5割を占め、営業利益は全社営業利益を上回る年さえある。国内の赤字を補うなど、文字通り、収益の柱だ」(同特集より)
「ユニークなのが、ライセンスを供与されるライセンシー側に、デザインの変更をある程度自由に認めていること。日本全国各地の名物とコラボした『ご当地キティ』がまさにその典型だ」(同)
●後継者選びが不安要素
そのサンリオに異変が起きている。後継者と目されていた創業者の辻信太郎社長の長男で副社長の邦彦氏が、13年11月19日に61歳の若さで急死してしまったのだ。邦彦氏は辻社長から帝王学を学び、ライセンス事業を中心とした現在の経営を確立し、サンリオ成功の立役者といえる存在だった。引き続き経営の舵取りをすることになった辻社長は、86歳と高齢なのが不安要素だ。
邦彦氏の急死で、東京株式市場でのサンリオ株は13年9月の6000円台から2分の1以下に大きく下落している。5月22日には、制限値幅の下限(ストップ安)の2410円をつけるなど急落したが、これは前日に開いたアナリスト向けの決算説明会で、辻社長がハローキティを使った物販事業に力を入れると表明したためだ。これに対しサンリオ広報・IR室は「物販事業の重要性を強調しただけで、ライセンス収入を中心とする事業モデルは変えない」と説明している。
松井克明/CFP
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