http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/477.html
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政府は4日、2015年10月に消費税率10%への再引き上げを予定通り実施するかどうかの最終判断に向け、有識者の意見を聞く点検会合を開始した。18日までに計5回開く会合には経済界、消費者団体、労働組合の代表や、学者、民間エコノミストら計45人が参加予定。
初日の会合には政府側から、麻生太郎財務相、甘利明経済財政担当相らが出席。有識者として、安倍晋三首相の経済ブレーンの浜田宏一内閣官房参与や日本商工会議所の三村明夫会頭ら8人が参加した。経済の現状評価や、消費税の再増税を行う場合と行わない場合の影響、再増税時の景気対策などをめぐり意見を述べる。冒頭、麻生財務相は「経済状況について幅広く意見を拝聴したい」とあいさつした。
来年10月の再増税の是非については、三村会頭が予定通りの実施を求める一方、浜田参与は実施の先送りを主張するとみられる。
首相は、点検会合で出された意見や、11月17日に内閣府が発表する7〜9月期の国内総生産(GDP)などの経済指標を踏まえ、12月上旬に再増税の是非を最終判断する見通し。
http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=2014110400043
◆消費税10%で 経団連の政治献金 最低50億、中期的に100億円を」の声(ポストセブン)
増税は、経団連からのキャッシュバックが欲しい自民党の意図が見え見え。
老いぼれ経団連が、そんなことやっているから、日本の産業が中抜きされちまうんだよ。
アップルが、日本企業をまるごと傘下に入れる可能性があることを思い知るべきだ。
◆日本が何とかしなければいけないもの()北川 高嗣
iPhone, 中核パーツの5割以上が日本製だ。
アップルの時価総額は、世界一である。ある意味、世界で一番価値創造を行ったカンパニーだ。iPhoneはその中核にある。
iPhoneほど、日本的なプロダクトは無い。緻密であり、精緻であり、妥協が無く、最高度のクオリア(質感)を有している。
その構成部品の半数以上が、日本製だ。村田製作所の部品だけで、400以上が使われている。
「部品の点数が最も多かったのは村田製作所。電流をためたり放出したりするコンデンサーなど400個以上使われていた。同社はセラミックコンデンサーで3割以上の世界シェアを持つ。わずか0.2ミリの幅に100層ものセラミック膜を重ね合わせた最先端の製品が採用された。」
ロームやTDKは新規部品を開発し、心臓部のセンサーやリチウムイオン電池は、本来お手本はソニーだった。メモリーは、東芝、エルピーダだ。
「TDKやロームはアップルの要望に応え、「5」向けに世界最小の電源コイルやトランジスタを新規に開発した。液晶画面はジャパンディスプレイ製、カメラの画像センサーやリチウムイオン充電池は、かつてスティーブ・ジョブズ氏が自ら「アップルのお手本」と言ったソニーの製品。液晶パネルを駆動する半導体はルネサスエレクトロニクス、情報を記憶するメモリーは東芝とエルピーダメモリのものが使われていたという。」
おそらく使われていない部品は、どこでも調達できる汎用品を安く仕入れられるものだろう。なくてはならない部品以外を、わざわざ相対的に高額な日本製にすることは無い。メインのディスプレイに至っては、ソニー、日立、東芝共同出資の日本の技術の集大成会社「ジャパンディスプレイ」が提供している。
「ジャパンディスプレイは産業革新機構が70%出資し、ソニーモバイルディスプレイ、東芝モバイルディスプレイ、日立ディスプレイズの3社の事業を統合した“日の丸小型液晶会社”なのである。ソニー、東芝、日立製作所が10%ずつ出資している。会社名を見ているだけで電子部品業界における、アップルの影響力の大きさをうかがい知ることができる。」
アップル依存、アップル支配は進んでおり、受注が取れなくなると、そこで破産してしまう事例(シコー、小型モータ、カメラの自動焦点用)も出て来ている。
「ゴールドマン・サックス証券(GS)は、日本における電子部品業界の成長は、その半分近くがアップルに支えられる見通しだとするレポートを出した。
GSのアナリストがカバーする電子部品業界19社のうち、11社のアップル向け売上高の推計に基づいた試算だ。この11社は2012年度の全社売上高の合計が、前年度比で5000億円弱の増収になるとみられており、そのうち約45%がアップルからの注文による増収寄与分となる、と分析した。」
実質アップルは、スティーブジョブズと日本で100%と言っても良いほどの会社だ。スティーブジョブズは、日本、東洋をこよなく愛し、Zen(禅)に心酔し、一切の妥協なく終生にわたって人生の指針とした。
スマートフォンの、アップル所有率が世界でダントツに高いのが日本だ。
「米アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ前会長が死去して早1年。その勢いはとどまらず、スマートフォン「iPhone(アイフォン)」やタブレット(多機能携帯端末)「iPad(アイパッド)」で快進撃を続けている。株式の時価総額はグーグル、マイクロソフト、アマゾンを足した額を上回り、世界一に昇り詰めた。
その快進撃の足元では、巨人アップルの“日本支配”が進んでいる。世界の最高水準を誇ってきた日本の電子産業は、アップルの下請けとなった。
先日発売された「iPhone5」の中身は、50%超が日本企業の製品だ。電子機器の分析会社、フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズがこんな衝撃的な調査結果をまとめた。iPhone5を解体して、約1000個の電子部品を1つずつ顕微鏡で調べ、製造元を特定した。」
これをみれば、知財の時代ではなく、プロデュースと伸びゆく手(マーケット展開力)の時代であることがわかるだろう。
Source:http://biz-journal.jp/2012/10/post_857.html
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