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80ドルを割り込んきた原油(NEVADAブログ)
http://www.asyura2.com/14/hasan91/msg/467.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 04 日 08:28:05: igsppGRN/E9PQ
 

80ドルを割り込んきた原油
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4770822.html
2014年11月04日 NEVADAブログ


ニューヨーク市場で、原油価格が急落し、一バーレル78ドル20セントまで下落しています。
下落率は3%近くになり、この一ヶ月間の下落率は12.8%、一年間の下落率は17%になり、今後投げが入れば
更に暴落することになります。

原油価格は通常は需要期ということもあり、冬には高くなりますが、今や先物市場の思惑買いが市場を支配しており、投機筋の「思惑」で変動する商品になっており、今のように世界的デフレが進む中、投機筋が資金を引き揚げれば、買い手はおらず、じわりじわりと下落していきます。

問題は、中東です。
以前にも指摘しましたが、サウジ等は一バーレル80ドルでも予算が赤字になり、かなりきつい財政状況に陥りますが、更に下落が続けば、ニューヨーク・ロンドン等の不動産を売却し、今まで蓄えてきた『金・プラチナ』を投げ売りして赤字を埋めることになります。
それが何兆円単位で市場に出てくる訳であり、相場が下がらないはずがありません。

スイスのプライベートバンクの関係者は、中近東のある王族の口座が大変なことになってきていると指摘していましたが、原油価格や金価格がここまで下落してくれば、影響がないはずがないのです。

今後、どのような影響が世界中に広がるか、株だけを見ていては分かりませんが、世界の金融専門家は警戒を強めています。


 

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コメント
 
01. 2014年11月04日 09:23:04 : khUnx0sFvg
原油はドル建てで見たって意味無いですよ。
円建てなら1ドル100円で見れば1バレル約92ドル位。95円で見れば約100ドル。
ユーロ対ドルで下落。
ロシア ルーブルも下落しましたから、別にロシアは損じゃない。
大儲けは人民元が高くなった中国とか。

02. 2014年11月04日 11:31:17 : nJF6kGWndY

>更に暴落

笑える

まあ、今年はコモデティはチャンスかもしれないな


03. 増税反対 2014年11月04日 23:28:37 : ehcoR2LmdzYII : P4FRsgQQvM
原油安の恩恵を円安の日本は受けることが出来ません。

ガソリンも高止まりだし灯油に至っては未だに100円近くを

彷徨っています。

 安倍政権が余計な事さえしなければ、今頃は原油安の恩恵を

日本中で受けられたし、電気料金も下がったに違いありません。

 北海道電力は15〜20%以上の値上げをしましたので、北海道経済

は壊滅状態になりそうです・・・


04. 2014年11月05日 00:01:06 : k6UU8y9CU6

原油下落で米国債を高騰。


05. 2014年11月05日 01:14:25 : I1dXExxYp2
ああ、それで緊急緩和か。

06. 2014年11月05日 07:00:45 : jXbiWWJBCA

【第950回】 2014年11月5日 週刊ダイヤモンド編集部
原油価格の低迷がもたらす
物価下落と需要減退の不安
「今後どうなるか、市場関係者も見極めが付いていない」(野神隆之・石油天然ガス・金属鉱物資源機構上席エコノミスト)


米国のシェールオイル増産、そして地政学的リスクによる供給途絶懸念の後退も、原油価格下落の一要因だ。写真はイラク南部の油田
Photo:REUTERS/アフロ
 原油価格が低迷している。7月末まで100ドル台(1バレル当たり、先物期近。以下同)で推移していた北米市場の原油価格(WTI)は、10月初めには90ドル割れ、16日には一時2年4カ月ぶりとなる80ドル割れを記録し、27日にも再度80ドルを割り込んだ。同様に欧州市場(ブレント)も、105〜110ドル程度から4年ぶりとなる安値圏、85ドル近辺に下落している。

 原油価格急落の要因は、大きく二つある。

 第一に、世界経済の成長減速に伴う需要の鈍化、第二に、供給過剰である。従来なら、需要が弱ければ石油輸出国機構(OPEC)が減産を行い、価格の維持を図るところだが、その先導役であるサウジアラビアは10月1日に逆に輸出価格を引き下げ、市場関係者の予想を裏切った。

70ドルまで下落の可能性も

 今後の鍵を握るのは、11月27日のOPEC総会だ。ここで減産の方針が示されるかどうかが、相場を左右するだろう。

 減産となれば、相場は反発し、落ち着きを見せるはずだ。ただし、需要の鈍化から、上昇はWTIで95ドル程度までとなりそうだ。

 情勢は微妙である。10月23日にはサウジアラビアの9月分の供給減少が明らかになり、相場も一時盛り返したものの、その後にイラン高官から減産見送りの方針、との発言もあって「減産せず、市場に任せるのではないかとの見方が強まってきている」(新村直弘・マーケット・リスク・アドバイザリー代表取締役)。

 もし減産の方針が示されなければ、もう一段の下落が必至だ。WTIで70ドル、ブレントで75ドル程度まで落ちてもおかしくない。

 問題は、それが実体経済や金融市場に与える影響だ。

 基本的には、原油価格の下落は、消費者や企業のコスト負担軽減となり、景気にとってプラスである。

 しかし一方で、さらなる下落となれば、金融市場はそれを世界景気減速のサインと受け取り、センチメントが悪化する恐れがある。そして株価が下落すれば、景気にも悪影響を与え得る。

 もう一つ、厄介なのがインフレ率の下押し効果だ。人々や企業の期待インフレ率は、原油価格と連動する傾向がある。これは特にデフレの瀬戸際にある欧州への影響が深刻だが、日本でも脱デフレに水を差しかねない。米国でも足元で期待インフレ率が急低下している。「期待インフレ率が低下すると、消費や企業の投資が先送りされ、総需要が抑制されかねない」(嶋津洋樹・SMBC日興証券シニア債券エコノミスト)。

 いましばらく、原油相場の動向を注視する必要がありそうだ。

(「週刊ダイヤモンド」編集部 河野拓郎)
http://diamond.jp/articles/-/61626


07. 2014年11月05日 07:31:30 : p9B89YgNYw
ほっとけば下がるのが資源エネルギー相場だろう。
これまでの相場は中東に紛争を起こし無理やりあげてきた感が強い。

石油メジャー次の一手はロシアの不安定化だろう。
ISを使ってのパイプラインの爆破くらいあるかもしれない。

軍産複合体の動き次第では東欧での戦闘が始まる可能性もある。


08. 2014年11月05日 12:51:10 : YylixLkL5Y
原油価格が低迷すれば、コストの高いエネルギーを生産している国は産出すればするほどその事業が赤字になる。

中東で原価で算出コストがただ同然の原油は問題ないが深い海底の下から原油をくみ上げている北海油田とか、環境破壊しまくりのシェールガスとか。

どこの国とはいわんが。


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