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すでに9割がLED/(C)日刊ゲンダイ
ノーベル賞「LED」の弱点は価格 転換進む信号機の値段は?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/154625
2014年11月2日 日刊ゲンダイ
ノーベル物理学賞の受賞で注目を集める青色発光ダイオード(LED)。日本生まれの3人は、青い光を生み出すLEDを開発し、照明に革命を起こしたとされる。
LEDの強みはエネルギー効率の高さと長寿命。白熱灯に比べて電気代が安くなり、取り換えの手間も減る。環境に配慮して、切れた白熱電球をLED電球に交換した家庭も多いのではないか。
弱点は価格だ。60ワットで100円前後の白熱電球に比べ、LED電球は1000円前後とケタが違う。となると気になるのが、LEDへの転換が進む信号機だ。白熱灯に比べて、コストはどうなるのか。
まずは信号機におけるLEDの普及率。警視庁によると、2013年度末(14年3月31日現在)、都内の信号機の設置数は1万5650カ所に上る。で、信号灯器のLED比率は車両灯で約9割。都内を走るドライバーが交差点で目にする「青」「黄」「赤」の3色は、ほとんどがLEDということになる。一方の歩行者灯は少し減って約7割。転換のペースはスローモーだ。
■メーカーの口は重かった
ランニングコストは、車両灯1灯における月額電気代を比べると、白熱灯の6分の1で済むという。長く使えば、トータルでかかるカネは少なくなりそうだが、肝心の信号機の値段は「メーカーに聞いてくれ」とのこと。で、メーカーに聞いてみると、どこも口が堅い。「公共事業に関わることだから」「販売先が警察だから」と、公表を拒むのだ。
そこで事情通に聞いてみると、「信号機は、3色にともす電球を入れる灯器と、それを道路側に出すためのアーム、照らす色を制御するシステムなど、いろんな部品からできています。そのため、電球がLEDになっても、信号機の値段が何倍にもなるということはありません」と説明した。
LEDを使用することで値段が変わるのは灯器の部分。LEDが出始めたころは1つの灯器で10万円を超えていたというが、今は「6万〜7万円ぐらい」(関係者)とか。長年使われて価格競争にもさらされてきた白熱電球を使用したタイプよりも高いのは間違いないが、「2倍ということはない」(関係者)そうだ。
それでランニングコストが6分の1になるのなら、普及が進むのも当然だろう。
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