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2020年以降、急激な社会的劣化が進むのが避けられない理由
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2014年11月2日 Darkness - ダークネス
2013年4月4日の金融緩和と、2014年10月31日の二度に渡る金融緩和で、株式を持っている人々の資産は膨れあがったが、この恩恵は資産を持たない人々には容易に降りていかない。
恩恵どころか、むしろ悪影響をこうむる可能性が高い。
消費税は2014年4月1日にアップされたが、次の消費増税も待っている。資産を持たない層には、セーフティーネットもなく、生活保護も年金にも問題を抱えている。そこに次の消費増税も襲いかかり、生活はさらに追い込まれていく。
生活保護受給者数が、過去最多を更新し続けていることを見ても分かる通り、貧困層の多くは現状維持すらできていない。資産を持たない層が、相当な痛みを強いられている。
景気が悪くなれば、当然「減税」をして少しでも消費を増やすべく、政府が先頭にたって音頭を取らなければならないが、減税はない。
政府は累積債務で首が回らなくなっており、今や国民からの収奪で生き延びるしかないからだ。今後、消費税だけでなく、ありとあらゆる新税が取り入れられるはずだ。
■本当の意味の貧困は、ここからスタートする
今まで高齢者たちは、年金問題ひとつにしても先延ばしによって負担を若年層に押しつけていた。
しかし、これからは粛々と年金は減額されていき、受給年齢も引き上げられていくことになる。2013年10月から年金は「1%」減額されたが、これは始まりだ。
何かにつけて減額が進んで行くことになると、もう高齢者自身も助かるかどうか分からないところまでいく。本当の意味の貧困は、ここからスタートする。
高齢者は増税・年金減額にはこぞって反対するだろうが、今のままでは増税も年金減額も避けがたい。
そこにインフレが進行する。日銀の金融緩和は、早い話がインフレを引き起こす施策なのである。
これは高齢者たちにとっては死活問題になるはずだ。
始めは小さく始まるだろう。しかし、一度組み入れられた増税・年金減額は理由をつけてそれが拡大されていく。増税は10%でも20%でも増えるし、年金は10%でも20%でも減らされていく。
そして、インフレもそれに絡んでいく。
直撃を受けるのが団塊の世代だ。数年前、団塊の世代は「逃げ切り世代になる」と言われていた。しかし、もうそんな楽観的なことを考えている人はどこにもいない。
年金は意味をなさず、団塊の世代はまとめて貧困に落ちる確率が高くなった。
そもそも、今でも生活保護申請を膨れ上がらせているのは高齢者なのである。年金以外の収入がない高齢者から、国民年金で細々と生きて行く高齢者までが追い詰められている。そして、どうなるのか……。
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