ロシアの大幅な利上げと日銀緩和
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4769183.html
2014年10月31日　NEVADAブログ

ロシア中央銀行はルーブルが年初来２０％下落していることもあり、１５０bpの大幅な利上げを発表し年９.５％に設定しています。
ただ、日銀が発表しました円安政策で資金が円ドル相場に向かっていることもあり、ルーブルは激しい上下動を繰り返していますが、ロシア中央銀行が狙ったルーブル安定化は効果を発揮していません。

今日、ロシア中央銀行はルーブルを事実上の変動相場制に移行する（即ち、切り下げ）発表をするのではないかと見られていますが、今回の大幅な利上げ（予想は５０bpの利上げ）で混乱が生じているのです。

日銀が発表しました金融緩和策が日本一人勝ち政策の発動だったとしたらとんでもない事態を招きます。

新興国からの資金流出をさらに激化させるからです。
日銀の円安政策と株高政策は世界の金融市場に大激震をもたらしましたが、これがブーメランのように日本に戻って来なければよいですが。

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