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この水準に逆戻りか/(C)日刊ゲンダイ
株大暴落も…市場が怯える日経平均「予想変動率」の急上昇
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/154389
2014年10月24日 日刊ゲンダイ
株式市場が暴落に怯えている。「10月は魔の月といわれますが、今年は例年以上に恐ろしい」(市場関係者)。そんなささやきが増えてきた。
なにしろ10月に入ってから、日経平均の乱高下は凄まじい。9月までは前日比で2ケタの変動が多かったが、10月は3ケタがズラリと並ぶ(別表参照)。
「株高トレンドは完全に終わったと判断すべきでしょう。この先、何があっても不思議ではない。それを如実に表しているのが、先物取引の価格から算出する日経平均のインプライド・ボラティリティー(予想変動率)です。この数値が高まるほど、暴落の確立が上昇していきます。怖いのは、ここ1週間で急速に数値が高まっていることです」(株式アナリストの黒岩泰氏)
予想変動率は、10月上旬までは20%を切っていたが、14日に24%を超え、17日には30%に近づいた。23日も24%台だった。
「最近の予想変動率を基に、今後の日経平均を予測すると1万1000円台まで暴落してもおかしくないのです」(黒岩泰氏)
■国会終了の11月末まで乱高下が続く
23日の終値は1万5138円。まだ4000円以上の下落余地がある。しかも10月は、1929年の「暗黒の木曜日」、87年の「ブラックマンデー」が起きた月。投資家は悪夢再来を予感し、身構えているのだ。
「米金融緩和(QE3)の終了もマイナス材料です。QE1、QE2では終了時に、NYダウが15%下落しています。今回はまだ6・7%しか下がっていません。ということは、米国株はさらに下落する恐れがある」(株式評論家の杉村富生氏)
米国株が下がれば、東京市場は無傷ではいられない。しかも、日本株には安倍内閣の“不祥事”という悪材料が上乗せされている。市場は、経済政策に関する法案成立が遠のいたと危惧。「海外ハゲタカ勢を中心とした“売り浴びせ”も警戒しなければならない」(証券アナリスト)ともっぱらだ。
「今国会が終了する11月末まで、波乱相場は収まらないでしょう。今夏ごろから言われていた、年末の日経平均1万7000円乗せは、もはや無理です」(株式評論家の倉多慎之助氏)
兜町は大暴落の恐怖に震えている。
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