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10月16日、東京株式市場で日経平均は大幅反落。一時400円安となり、5月30日以来、約4カ月半ぶりの安値水準となった。東京証券取引所で撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)
日経平均終値は335円安、リスクオフ強まり大幅反落
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0I50I220141016
2014年 10月 16日 15:32 JST
[東京 16日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は大幅反落。一時400円安となり、5月30日以来、約4カ月半ぶりの安値水準となった。世界景気の先行き不透明感やエボラ出血熱の感染拡大に対する警戒感などを背景に投資家のリスクオフの動きが強まり、東証1部上場銘柄の9割超が下落する全面安となった。
黒田日銀総裁の発言を受けて下げ渋る場面もあったが、下値不安は払しょくされず戻りは限定された。
東証1部の売買代金は2兆7647億円と活況で、SQ(特別清算指数)算出日を除き、2月5日(3兆3064億円)以来、約8カ月ぶりの高水準だった。
9月米小売売上高や10月ニューヨーク州製造業業況指数など、15日に発表された米経済指標がいずれも予想より弱かったことを受け、世界経済に対する警戒感が一段と強まり、市場センチメントが悪化。ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)やソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)、パナソニック(6752.T: 株価, ニュース, レポート)など輸出株のほか、三菱UFJ(8306.T: 株価, ニュース, レポート)、ソフトバンク(9984.T: 株価, ニュース, レポート)、7&iHD (3382.T: 株価, ニュース, レポート)など、幅広く売りが出た。投資家の不安心理を示すとされる日経平均ボラティリティ指数は一時27.83と3月17日以来、約7カ月ぶりの高水準となった。
昼休み時間中に、黒田東彦日銀総裁が参議院財政金融委員会で質的・量的金融緩和(QQE)について「あらかじめ期限を設けていない」と発言したと伝わると、先物主導で下げ幅を縮小する場面があったが、戻りは限定された。「個人や年金勢は押し目買いを入れているとみられるが、外部環境が不透明で勢いは弱い。米国株の底入れが確認されない限り、日本株の短期リバウンドも小幅にとどまる」(いちよしアセットマネジメント執行役員運用部長の秋野充成氏)との声が出ていた。
個別銘柄では、ジャパンディスプレイ(6740.T: 株価, ニュース, レポート)がストップ安。15日、2015年3月期の連結当期純損益予想を従来の268億円の黒字から100億円の赤字に見直すと発表したことが嫌気された。
半面、エボラ出血熱の感染拡大を受けて、バイオハザード対策設備を手掛ける日本エアーテック(6291.T: 株価, ニュース, レポート)をはじめ、小津産業(7487.T: 株価, ニュース, レポート)、帝国繊維(3302.T: 株価, ニュース, レポート)、荏原実業(6328.T: 株価, ニュース, レポート)、栄研化学(4549.T: 株価, ニュース, レポート)など関連銘柄に短期資金が向かった。
きょう東証1部に新規上場したリクルートホールディングス (6098.T: 株価, ニュース, レポート)の初値は公開価格を70円上回る3170円だった。終値は3330円。
東証1部騰落数は、値上がり83銘柄に対し、値下がりが1737銘柄、変わらずが12銘柄だった。
日経平均.N225
終値 14738.38 -335.14
寄り付き 14805.16
安値/高値 14672.55─14807.08
TOPIX.TOPX
終値 1195.5 -28.17
寄り付き 1201.9
安値/高値 1192.75─1202.38
東証出来高(万株) 303750
東証売買代金(億円) 27647.22
(杉山容俊)
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