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リベリアでは看板でも注意喚起/(C)AP
エボラ熱猛威の余波…チョコレートが食べられなくなる!?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/154112
2014年10月16日 日刊ゲンダイ
「日本のチョコレートは大丈夫か」――製菓業界関係者の間で、そんな不穏なうわさが飛び交っている。エボラ出血熱が猛威を振るっている西アフリカは、チョコの原料であるカカオ豆の世界的な産地。ちょうど今月から本格的な収穫期が始まるからだ。
カカオ豆の価格は、昨年春から今年春にかけて40%ほど高騰し、エボラの流行が騒がれるようになってからこれまでに、さらに10%近く上昇している。
「西アフリカ最大の産地はコートジボワールで、次いでガーナです。この2国で、世界の生産量の6割を占めるともいわれる。今のところこの2国でエボラ感染は確認されていませんが、もしそうなったら輸出も滞るし、カカオ豆の相場は2倍以上にハネ上がるとみられています」(大手総合商社関係者)
■産地への飛び火は時間の問題
エボラで多数の死者を出しているリベリアとギニアの東隣がコートジボワール。そのまた東隣がガーナだ。
専門家の間では「2国に飛び火するのは時間の問題」という見方が強まっている。
「日本が輸入しているカカオ豆の約8割はガーナ産。ガーナにまでエボラ感染が拡大すれば、日本のチョコメーカーを直撃です。これまでのカカオ豆高騰では、メーカーも価格には転嫁せず、製品の内容量を減らすなどして対処してきましたが、2倍に値上がりしたら、それも難しい。そもそも世界的にカカオ豆が品薄になり、チョコ自体が買えなくなる可能性まであります」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)
チョコ大手の明治は、「現時点では価格などに大きな影響は出ていません。が、事態が事態だけに、今後の推移を注視していきます」(広報部)というが、エボラは拡大の一途。先月5日には2000人だった死者も、わずか1カ月余りで4447人と2倍増。12月上旬には新規感染者が週に5000〜1万人に膨らむ恐れがあるといわれている。米国とスペインにも飛び火するなど「全世界がリスクにさらされている」(WHOのマーガレット・チャン事務局長)。
ちなみに、総務省の家計調査によると、47都道府県の中で最もチョコの消費量が多いのは、石川県。県民も気が気じゃないだろう。
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