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http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NDGLRG6K50YP01.html
10月14日(ブルームバーグ):
ドル相場の上昇が始まったばかりだと確信する強気派の陣営には、スイス銀行2位のクレディ・スイス・グループも加わっている。
その確信の強さは、鉄鉱石価格から米国の地銀に至るまでドル高がもたらす潜在的影響についてクレディ・スイスが40ページ余りを割いて分析している様子を見れば分かる。
クレディ・スイスのグローバル株式ストラテジスト、アンドルー・ガースウェート氏と同僚らがドルに強気である理由の説明は幾つかある。同氏らは14日のリポートで、ドルのサイクルが8年間続く傾向を理由の一つに挙げた。彼らの計算通りなら、ドル高がさらに5年続くことを意味している。
米経済もドル相場に強気のシグナルを発している。米国の経常赤字改善や民間セクターのレバレッジ解消の動き、国内のエネルギー生産ブームだけではない。他の地域の成長見通しが下方修正される中で米国の成長見通しは上向いている。
そうだとしても「USA万歳」を叫ぶのはまだ早い。あなたの株式投資への影響は実は複雑かつ微妙だ。先進国の株式市場は大きな恩恵を受ける可能性がある。米国の個人消費が世界の国内総生産(GDP)の約16%を占める中で、クレディ・スイスは「ドル高が米国の成長の勢いを輸出する役に立つ」と指摘する。
クレディ・スイスによれば、先進国の株式市場の動きを反映するMSCI世界指数は、1980年以降のドル高局面全体を見るとその72%の期間で上昇した。この割合はドル安局面と比較すると10ポイント高い。しかし、新興市場にとってドル高はそれほど朗報ではなく、ドル高局面におけるアウトパフォームの期間は全体の33%にとどまっている。
原題:Get Used to Strong Dollar and Many Ways It’ll AffectInvestments(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューヨーク Michael P. Regan mregan12@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Lynn Thomasson lthomasson@bloomberg.netJeff Sutherland
更新日時: 2014/10/15 10:27 JST
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