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「軽自動車」を運転している割合を過去4回(2010年〜2013年)の調査結果と比較すると、昨年(38.1%)からは1.9ポイントの上昇、4年前(28.3%)からは11.7ポイント上昇となっており、軽自動車人気がより高まっている様子がうかがえる。
「マイカーは軽自動車」の人は4割、過去4年で11.7ポイント上昇
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141012-00010010-dime-bus_all
@DIME 10月12日(日)16時0分配信
ソニー損害保険株式会社は、自家用車を所有し、月に1回以上車を運転する18歳〜59歳の男女1000名に対し、アンケート調査を行なった。調査の結果、年間の走行距離を聞いたところ、「3,000km以下」が10.3%、「5,000km以下」が26.5%、「7,000km以下」が20.4%となり、年間走行距離が7,000km以下までの人が半数以上(57.2%)を占め、年間走行距離の平均は7,204kmとなった。男女別に年間走行距離の平均をみると、女性は6,399kmで、男性(8,008km)よりも走行距離が短い傾向がみられた。
また、どのくらいの頻度で車を運転するか聞いたところ、「毎日」が58.5%、「週に3〜4回」が14.4%、『週に1〜2回以下』(「週に1〜2回」、「月に2〜3回」、「月に1回」の合計)が27.1%となった。半数以上の人が自家用車を毎日運転している一方で、週末など、週に1〜2回以下の頻度でしか運転する機会がないドライバーも4人に1人の割合でいるようだ。
次に、1ヵ月あたりの車の維持費(※1)を聞いたところ、「5,000円〜10,000円未満」(26.1%)と「10,000円〜15,000円未満」(21.7%)を中心に回答が集まり、平均額は15,800円(※2)となった。主に運転している車のボディタイプ別に維持費の平均額をみると、軽自動車(平均12,700円)やコンパクトカー(平均15,500円)の維持費は低い傾向があり、一方SUV・クロカン(平均23,900円)は高い傾向がある。
※1:保険料、ガソリン代・燃料代、駐車場代、修理代等のことで、税金、ローン返済、有料道路通行料は除く。
※2:100円未満は四捨五入
続いて、車の諸経費で負担に感じるものを複数回答で聞いたところ、「ガソリン代・燃料代」が最も高く70.1%、次いで「車検・点検費」が67.8%、「自動車税・軽自動車税」が62.1%で続いた。過去4回(2010年〜2013年)の調査結果と比較すると、「ガソリン代・燃料代」を負担に感じる割合は年々増加しており、昨年(66.5%)から3.6ポイントの上昇、4年前(50.0%)からは20.1ポイントの上昇となっている。
また、昨年までは車の諸経費の中で最も負担に感じられていた「車検・点検費」は4年前(65.3%)から横ばいで推移しており、今年、「ガソリン代・燃料代」が「車検・点検費」を追い抜き、最も負担に感じられている費用となったことが特徴的だ。
次に、実施しているエコドライブの方法を複数回答で聞いたところ、「発進時に緩やかにアクセルを踏む」66.9%が最も高く、「加減速の少ない運転をする」55.8%、「早めにアクセルを離し、エンジンブレーキを使う」53.5%が5割台で続いた。男女別にみると、男性は「早めにアクセルを離し、エンジンブレーキを使う」59.0%や「タイヤの空気圧をこまめにチェックする」25.2%が女性より高く、女性は「交通の妨げになる路上駐車はしない」30.6%が男性よりも高くなった。
■現在のマイカーについて
◆軽自動車の人気続く「マイカーは軽自動車」4割、過去4年で11.7ポイント上昇
◆女性の約半数が「軽自動車」、10代・20代女子では6割半
全回答者1,000名に対し、主に運転している車のボディタイプを聞いたところ、「軽自動車」が最も高く40.0%、次いで、「コンパクトカー」が16.6%、「ミニバン」が14.6%、「ステーションワゴン」が12.1%、「セダン」が11.8%で続いた。特に女性の「軽自動車」を運転している割合は高く、女性では約半数(52.0%)、10代・20代女性では6割半(64.0%)となっている。また、「軽自動車」を運転している割合を過去4回(2010年〜2013年)の調査結果と比較すると、昨年(38.1%)からは1.9ポイントの上昇、4年前(28.3%)からは11.7ポイント上昇となっており、軽自動車人気がより高まっている様子がうかがえる。次に、主に運転している車の燃料(エンジン)タイプを聞いたところ、「ガソリン自動車」が88.9%、「ハイブリッド自動車(HV)」が6.3%、「クリーンディーゼル自動車(CDV)」が1.1%、「電気自動車(EV)」が0.6%となった。
■マイカーの買替え意向は?
◆4割半のドライバーが「今後5年以内に車を買替え予定」
◆「次に買替えたいのはガソリン自動車」3割、昨年比6.9ポイント上昇
◆ガソリン車人気増の理由は?「ガソリン車でも十分燃費が良い」が30.3%
◆車を買替える際の予算の平均は181万円。うちガソリン車152万円、ハイブリッド車212万円、クリーンディーゼル車は234万円に
全回答者1,000名に対し、今後車を買替える予定について聞いたところ、「半年以内」が4.0%、「1年以内」が5.8%、「2年以内」が9.6%、「3年以内」が11.5%、「5年以内」が14.5%となり、今後5年以内に買替える予定のある割合は合計で45.4%となった。また、「買替えはせず、手放す予定」は3.1%となっている。車を買替える予定がある人969名に対し、車を買替える際に「新車」と「中古車」のどちらでの購入を考えているかを聞いたところ、「新車」が55.9%、「中古車」が17.6%、「わからない」が26.4%となった。
続いて、次に車を買替える際に購入したい燃料(エンジン)タイプを聞いたところ、「ハイブリッド自動車(HV)」が32.3%で、「ガソリン自動車」の29.9%を上回っている。ハイブリッド自動車以外の次世代自動車では、「クリーンディーゼル自動車(CDV)」が4.5%、「電気自動車(EV)」が3.9%、「プラグインハイブリッド自動車(PHV)」が2.6%、「燃料電池車(FCV)」が0.9%となった。また、「ガソリン自動車」に買替えを考えている割合を過去4回(2010年〜2013年)の調査結果と比較すると、昨年までは2割から2割半の間で推移していましたが、今年は3割と、昨年比で6.9ポイントの上昇(2013年23.0%→2014年29.9%)となった。
では、どのような理由から「ガソリン自動車」への買替えを考えている人が増えているのか?
「ガソリン自動車」への買替えを考えている人290名に、次に買替えるときに「ガソリン自動車」を選ぶ理由(ハイブリッド自動車や電気自動車を選ばない理由)を複数回答で聞いたところ、「本体価格が安いから」が57.9%で最も高く、次いで「欲しい車種がガソリン自動車しかないから」35.2%、「(ガソリン自動車でも)十分燃費が良いから」30.3%が3割台で続いた。取得コストの安さや選べる車種の豊富さのほか、エンジンを小型化し、燃費を向上させるダウンサイジングターボエンジンをはじめとする環境技術が進歩してきたことなどから、ガソリン自動車でも十分燃費が良いと考える方が増えているのかもしれない。
また、『ガソリン自動車以外』への買替えを考えている人(435名)に、次に買替えるときに次世代自動車を選ぶ理由(ガソリン自動車を選ばない理由)を複数回答で聞いたところ、「燃費が良くなるから」が76.8%で最も高く、次いで「補助金や減税などが受けられるから」(50.1%)と「地球環境にやさしいから」(49.9%)が5割、「コスパが良いから(トータルでお得)」(45.3%)が4割半で続いた。
続いて、車を買替える予定がある人969名に対し、車を買替える際の車体本体価格(※諸経費:自動車税、自動車取得税、自動車重量税などは除く)の予算を聞いたところ、最も多数の回答が集まったのは「100万円〜150万円未満」で18.8%、次いで「150万円〜200万円未満」が16.7%となり、「わからない」(15.1%)と回答した人を除いた平均予算額は181.4万円となった。
買替えを考えている車のタイプ別に平均予算額をみると、ガソリン自動車の購入を考えている層の平均予算152.0万円と比較して、ハイブリッド自動車の購入を考えている層は211.7万円、クリーンディーゼル自動車の購入を考えている層は233.8万円、電気自動車の購入を考えている層は188.2万円となり、いずれもガソリン自動車の購入を考えている層よりも予算が高くなった。
■運転支援システムについて
◆「アイドリングストップ」搭載率 3年前から倍増(8.1%⇒17.2%)
◆事故防止の運転支援システムに熱い視線 今後車に付けたいのは「歩行者検知システム」と「衝突防止装置」
◆もしも自動運転車が実現したら?「利用したい」72.1%
◆自動運転車を利用したい理由 「長距離運転がラクに」と「眠くなったとき便利」7割半
全回答者1,000名に対し、主に運転している車に搭載されている機器や機能について聞いたところ、「カーナビ」の搭載率(「搭載している」と回答した割合)は63.1%、「ETC」では56.4%、「アイドリングストップ」では17.1%、「ドライブレコーダー」では8.1%、「衝突防止装置」では5.6%となった。アイドリングストップを「搭載している」割合を過去の調査結果と比較すると、3年前(8.1%)からは9.0ポイント上昇し、搭載率が倍増していることがわかった。
続いて、安全運転に役立つ先進的な“運転支援システム”について、車に付けたいと思うものを複数回答で聞いたところ、「夜間など視界が悪いときに、前方の歩行者を検知してお知らせする装置(歩行者検知システム)」(61.3%)と「前方の車と衝突しそうになったらブレーキが作動する装置(衝突防止装置)」(60.7%)が6割台、「車線変更するときに死角に車がいたらお知らせする装置」(47.8%)が4割台で続いた。歩行者や他車との事故を直接的に防止する運転支援システムに高いニーズがあるようだ。
次に、もしも自動運転車(自動で走行できる車)が実現したら、自動運転機能を利用したいと思うかを聞いたところ、「非常に利用したいと思う」が25.0%、「やや利用したいと思う」が47.1%で、合わせて72.1%の人が『利用したい』と回答した。さらに、もしも自動運転が“人が運転するよりも安全”だと証明されたら、利用したい気持ちはどの程度になるか聞いたところ、「非常に利用したいと思う」が41.2%、「やや利用したいと思う」が42.8%となり、『利用したい』と回答した人は84.0%となった。自動運転機能について、ドライバーの関心は高いようだが、将来、自動運転車の安全性が保証されるようなことになれば、利用意向は一段と高まるようだ。
続いて、自動運転が実現したら利用したいと回答した721名に対し、自動運転を利用したいと思う理由を複数回答で聞いたところ、「長距離運転がラクになりそうだから」(76.4%)と「眠くなったときや疲れたときに便利そうだから」(73.4%)が7割台、「知らない道でも迷わなくなりそうだから」(55.9%)と「渋滞時に便利そうだから」(52.1%)が5割台で上位回答となった。疲れたときや道に迷ったときに代わりに運転してくれる役割を自動運転に期待している様子がうかがえる。男女別にみると、女性は「狭い場所での駐車や車庫入れの時に便利そうだから」(44.4%)が男性よりも高い傾向がみられた。
■交通事故とヒヤリ・ハット経験について
◆「直近1年に事故経験あり」9.8%
◆「直近1年に自然災害で自家用車に被害」2.5%、関東地方では6.1%
◆2人に1人の割合で「直近1年で交通事故のヒヤリ・ハットを経験」
全回答者1,000名に対し、自分が運転している際に自動車事故に遭った経験があるか聞いたところ、「経験がある」が66.4%となった。また、この1年で事故の経験があるかについても聞いたところ、「経験がある」が1割(9.8%)となっている。
同様に、ゲリラ豪雨や台風、ひょうなどの自然災害によって、自家用車に被害を受けた経験があるか聞いたところ、「経験がある」が9.2%という結果に。また、この1年で自然災害の被害を受けた経験があるかについても聞いたところ、「経験がある」が2.5%となり、居住地別にみると、関東地方では6.1%とほかの地域よりも高くなった。
ゲリラ豪雨のときは、特に鉄道や幹線道路と立体交差する道路など、路面の高さが低く冠水の危険が高い場所への進入は十分に注意し、また万一の車の水没時に備えて緊急脱出用具(非常用ハンマーなど)を用意しておくことも大事だ。
次に、車を運転していて、実際に事故にはならなかったものの、場合によっては事故に直結したかもしれない事象=“ヒヤリ・ハット”について複数回答で聞いたところ、「雨天や路面凍結によるスリップ事故」が最も高く40.3%となった。次いで「居眠り運転による事故」(37.0%)と「わき見運転による事故」(35.3%)が3割台で続いた。また、いずれかのヒヤリ・ハット経験がある割合は84.0%となっている。
続いて、この1年間でのヒヤリ・ハットの経験を聞いたところ、いずれかのヒヤリ・ハット経験がある割合は49.2%で、実に2人に1人の割合となった。ヒヤリ・ハットの内容をみると、「わき見運転による事故」15.0%、「居眠り運転による事故」14.2%、「判断の遅れによる事故」11.7%など、注意が散漫になったり、判断力が低下していたりする状態で運転していたことを要因とするヒヤリ・ハット経験が上位となっている。重大事故発生の背後には多数のヒヤリ・ハットが潜んでいるといわれており、疲れているときや体調のすぐれないときには、運転を控えるか体調を整えてから運転するなど、実際の事故につながらないよう予防策を心がけよう。男女別、年代別にみると、男性は「居眠り運転による事故」(19.4%)が、10代・20代では「判断の遅れによる事故」(19.2%)が高い傾向がみられた。
■自動車保険について
◆自動車保険の新等級制度(ノンフリート等級制度)「内容を知っている」は20.8%
◆もしもあったら入りたい自動車保険、1位は「ガソリン代の割引サービスがある保険」、2位は「安全運転だと割引される保険」
2013年の秋頃から、新しい自動車保険の等級制度(割引・割増制度)が適用されるようになった。具体的には、事故を起こして保険金を受け取ると、翌年から保険料が無事故の人に比べ割高になるという制度だが、この制度はどの程度認知されているのか。全回答者1,000名に対し、新しい等級制度(ノンフリート等級制度)について、知っているか聞いたところ、「内容を知っている」は20.8%、「聞いたことがある程度」は37.2%となった。新しい等級制度が適用される以前の2012年の調査では、「内容を知っている」は10.4%で、今年の調査では20.8%と倍増してはいるものの、いまだ制度内容が十分に理解されているとは言えないことがわかった。
次に、もしもあったら入りたいと思うのはどんな自動車保険か、自由回答で意見を募ったところ、割引に関する意見が複数みられ、中でも「無事故者のさらなる優遇」や「運転技能による割引」などを求める声が目立った。さらに、もしもあったら入りたいと思う自動車保険について選択肢を提示し、複数回答で聞いたところ、「ガソリン代の割引サービスがある保険」(62.8%)と「安全運転診断を行い、優良だと診断されると保険料が割引になる保険」(61.2%)が6割台で上位回答となり、「エコドライブ(燃費が良い運転)をすると保険料が割引になる保険」が43.7%で続いた。
@DIME編集部
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