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倒産が5カ月ぶり増 9月 円安で原料高、中小を直撃
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO78004810V01C14A0NN1000/
2014/10/5 23:45 情報元 日本経済新聞
円安を受けたコスト上昇による倒産が増加している。原材料高を原因とした倒産件数は9月に前年同月の2倍に膨らんでおり、同月の全体の倒産件数は5カ月ぶりに増加に転じたもようだ。8月の後半から急激に進行した円安による原材料高が中小・零細企業を中心に倒産件数を押し上げたとみられる。
東京商工リサーチのまとめによると、原材料高を原因とした倒産は9月に21件発生し、前年同月の11件から急増した。9月の全体の倒産件数も、前年同月の820件から5カ月ぶりに1%程度の増加に転じたとみられる。
昨年は原材料高による倒産が毎月数件から10件超発生していたが、今年に入ってからは増加基調が続いており、特に6月からは4カ月連続で20件を上回っている。8月までの原材料高による累計の倒産件数は167件で、すでに昨年1年間の実績を上回った。負債総額も8月は100億円を超え、9月も90億円に迫る高い水準が続いている。
一方で今年の全体の倒産件数はこれまで4月を除いて前年同月比で減少が続いており、件数自体もバブル経済期以来の低い水準だ。今年は全体の倒産件数が9月分を含めて累計7500件程度となっており、1990年以来24年ぶりに1万件を割る可能性も出てきている。全体の倒産件数が減る中で原材料高による倒産の増加が目立つ格好となっている。
原材料高による倒産の大半はコスト高の転嫁が容易ではない中小・零細企業だ。業種別では燃料高の影響が直撃した運輸業が3分の1を占める。そのほかは製造業が5件、卸売業が3件と、円安の影響を受けやすい業種で倒産が多くなっている。「コスト高で少しずつ進んでいた企業体力の消耗が昨今の円安で表面化してきた」(東京商工リサーチ)事例が目立つという
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