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ホットな2人(錦織圭選手と逸ノ城)/(C)日刊ゲンダイ
最近ニュースが多い島根・鳥取 躍進支える「人・モノ・名所」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/153818
2014年10月4日 日刊ゲンダイ
鳥取県と島根県が元気だ。理由は不明だが、普段はあまり目立たない山陰地方のこの2県が、ここ1年くらいやたらと新聞やテレビに顔を出している(ような気がする)。勢いがあるといってもいい。
まず、鳥取県。直近では大相撲秋場所で史上最速で三賞を獲得した“モンスター”こと逸ノ城だ。モンゴル出身ながら4年前に私立鳥取城北高校(鳥取市)に相撲留学。実業団(鳥取県体協)を経て湊部屋に入門した。他の力士と比べひと回り大きな体とどっしりと腰が据わった取り口は、文句のつけようがない。
母校の相撲部は全国レベルの強豪校。現在、部員19人中3人がモンゴル出身だそうだ。
女子プロゴルフ界に彗星のごとく現れたルーキー・鈴木愛も鳥取と関係が深い。先月の「日本女子プロゴルフ選手権大会・コニカミノルタ杯」でレギュラーツアー初勝利。宮里藍が持つ同大会の史上最年少記録(21歳83日)を塗り替える20歳128日での優勝は“お見事”のひと言。ムチムチの迫力ボディーが目に焼き付いた男性ファンは多いはず。
徳島県出身だが、高校野球でも有名な私立倉吉北高校(倉吉市)からスカウトされ、スポーツ特待生としてゴルフ留学。同校は鈴木のためにゴルフ練習場を造ったという。
鳥取県の人口は約57万人。世田谷区(約86万人)や練馬区(約71万人)より少ないが、スポーツ界に“怪物”を2人も送り出したのだ。
9月末には東京・新橋駅前にアンテナショップ「とっとり・おかやま新橋館」をオープン。47都道府県で最後のスタバ進出がニュースになり、ジビエ料理も売り出し中。間違いなく“追い風”が吹いている!?
■寝台特急の乗車率もほぼ100%
島根だって負けてはいない。いま、有明コロシアムに目を向ければ、もはや多くの説明はいるまい。男子プロテニスの錦織圭(24)だ。9月に全米オープン準優勝後、先週はマレーシア・オープンで優勝し、世界ランク7位。その19時間後には「楽天ジャパンオープン」出場のため、有明のコートに立っていた。
島根県松江市出身。5歳からテニスを始め、小中学校まで同市で過ごした。今回の全米オープンでも松江市民がパブリックビューイングで地元から熱い声援を送ったのは記憶に新しい。
「楽天ジャパンオープン」はいわば、日本での凱旋試合。再び故郷・松江市も注目されるはずだ。
観光では出雲大社。ご存じ、60年ぶりの「平成の大遷宮」で全国から観光客が押し寄せ、何度もテレビに取り上げられた。
「特に昨年5月10日に神様が本殿に戻った遷座祭を機に観光客数がグ〜ンと急上昇。昨年、出雲市を訪れた人は約1575万人。前年より約500万人、51%も増えました。今年上半期も前年比5%増。流れは続いています」(島根県庁観光振興課担当者)
出雲大社は大国主大神を祭る縁結びの神様。出会いを夢見て訪れる女性が多く、大半は、硬貨を使った“恋占い”で有名な八重垣神社(松江市)にも足を延ばす。そのおかげか、松江市の観光客も20%増で1000万人を超えたそうだ。
この女性たちが殺到したと、寝台特急サンライズ出雲号も話題になった。昨年8月の下り(東京発)の平均乗車率は100%(JR西日本調べ)。今年は同99.3%と相変わらずの人気ぶり。
山陰ブームはまだまだ続きそうだ。
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