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どこまで加速する円安…
http://www.zakzak.co.jp/economy/investment/news/20141002/inv1410021209002-n1.htm
2014.10.02 夕刊フジ
円安が進んでいる。1日の東京外国為替市場で約6年1カ月ぶりに1ドル=110円を突破。その後の海外市場で108円台後半に戻し、2日午前の東京市場は109円近辺で取引されたが、市場では「1ドル=120円まで進む」との声も出る。輸入価格の上昇など弊害も懸念されるが、識者は円安のメリットは依然大きいと指摘する。
1ドル=110円突破を受けて、経団連の榊原定征会長は1日の記者会見で、「これ以上の円安は日本全体にとってマイナス影響が大きくなってくる」と述べた。ただ、榊原会長は1ドル=108円台だった9月18日には「影響は業界、都市や地方で違うが、トータルでは今の水準は決してマイナスではない」とも指摘している。
今後も米国が量的金融緩和を解除する一方、日銀は追加金融緩和の実施が予想され、1ドル=120円を予測するエコノミストも出てきた。輸入企業や中小企業にとっては円安で原材料価格が上がるのは痛手ではある。
だが、物価全体としてはまだデフレから脱却していない。円高不況の苦しみを忘れてしまったわけではないだろう。「対ドルで10円安になると、日本の国内総生産(GDP)は年0・2〜0・5%程度増加する」(嘉悦大の高橋洋一教授)といい、トータルで円安のメリットは大きい。
景気を悪化させている元凶は消費増税だ。「10%への再増税延期は必須だ」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング主任研究員の片岡剛士氏)との警告は届くのか。
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