http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/701.html
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(回答先: 氷山の一角 住友商事の巨額損失(闇株新聞) 投稿者 五月晴郎 日時 2014 年 9 月 30 日 08:36:32)
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NCR8JX6JTSEK01.html
10月１日（ブルームバーグ）：丸紅は１日、保有するカナダの石炭事業会社の株式売却で覚書を締結したと発表した。年内をめどに売却を完了する予定。2012年に中国企業と共同で、計９億8300万ドル（当時のレートで約765億円）で100％買収したが、石炭市況が低迷する中わずか１ドル（約110円）で売却する。
売却するのは製鉄用の原料炭の生産を手掛けるカナダの炭鉱運営会社グランド・キャッシュ・コールの株式。丸紅保有分のすべてと、中国のウィンズウェイ・エンタープライゼス持分のうち42.7％を中国の鉱山会社である優派能源発展集団 （ユー・ピー・エナジー・デベロップメント・グループ）に譲渡する。
ユー・ピーの開示資料によると株式取得額は１ドル。丸紅とウィンズウェイは株式の一部を将来買い戻す権利も保有するとしている。現在は丸紅が４割、ウィンズウェイが６割を出資しており、３社が締結した覚書には法的拘束力はない。
フレイト・インベスター・サービスのデータによると指標となる中国向けの製鉄用の原料炭のスポット価格 は足元で１トン当たり116ドルと、過去１年間で28％下落している。中国需要の減退を背景にした石炭や鉄鉱石の下落は、国内商社各社の資源事業の収益悪化要因となっている。
丸紅によると、同社は14年３月期にグランド・キャッシュへの投資で123億円の赤字を計上。そのうち96億円分が減損損失だった。今期は20億円強の赤字を見込んでいた。丸紅の広報担当者は売却価格についてコメントを控えたが、売却についてはさまざまな要素を総合的に勘案して判断したと述べた。発表資料では、今回の株式売却が実施されても今期（15年３月期）純利益予想の2200億円に変更はないと説明している。
記事に関する記者への問い合わせ先：東京 鈴木偉知郎 isuzuki@bloomberg.net;東京 Yuriy Humber yhumber@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先：大久保義人 yokubo1@bloomberg.net;Ramsey Al-Rikabi ralrikabi@bloomberg.net岡田雄至, 持田譲二
更新日時: 2014/10/01 17:39 JST
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