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日経平均の日足チャートにトレンドラインとボリンジャーバンドを加えてみると……
日経平均はまだ上がる、チャートが語るこれだけの証拠
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140928-00010000-shikiho-biz
会社四季報オンライン 9月28日(日)12時10分配信
26日の日経平均株価は前日比286円と大きく下げて始まった。前日25日にNYダウが260ドルを超す下げとなったことに加え、3月期決算企業の配当落ちが重なったためだ。この時、多くの投資家はこのまま下落するのか安寄り後に戻すのか、判断に迷ったに違いない。
こんなとき役に立つ方法がある。トレンドラインとボリンジャーバンドの組み合わせである。例によってチャートをご覧いただこう。
このチャートには2本のトレンドラインが引いてある。そう、9月14日の本講座「日経平均1万6000円回復って、とんでもなく重要な局面なのだ!」で、この先の株価を予測するうえで重要と指摘したトレンドラインである。ではなぜ、このトレンドラインとボリンジャーバンドを組み合わせるのか。その理由は、これまでサポートになっていた5日移動平均線を一気に割り込んでしまったために、上昇トレンドを維持できるかどうかの手掛かりとなるテクニカル指標が不在となってしまったからだ。それを補うために、トレンドや抵抗・支持を教えてくれる指標であるボリンジャーバンドを用いたのだ。
このボリンジャーバンドを見ると、株価が大幅安で寄り付いても上向きの+σの上でとどまっている。加えてすべてのボリンジャーバンドが上向き(写真内の三角印[特許5306636号]を参照)を示唆している。つまり、大幅安で始まっても上昇トレンドは続いていると考えられるのだ。
また、トレンドラインを見てみると、まさにボリンジャーバンドの+σとトレンドラインが重なったところで反発しており、この二つのテクニカル指標の重なったところが、サポートになっているのがわかる。「トレンドラインを越えた後は、レジスタンスラインがサポートラインに回る」というトレンド分析の法則が確認できたことになる。
ボリンジャーバンドでも、上昇トレンドが維持されていることから、あわてて売る必要はないことが、おわかりいただけたのではないだろうか。
ただし、海外の株式市場や為替相場の影響を受けて、この先トレンドラインを割り込んだり、株価は横ばいでもボリンジャーバンドの向きが下向きに変化し始めたら、トレンド転換の可能性が高まので要注意だ。利益確定を優先させ、押し目買いは控える必要が出てくるかもしれない。
<講師プロフィール>福永博之:日本勧業角丸証券(現みずほ証券)、楽天経済研究所を経てインベストラストを設立。代表を務める。テクニカルアナリストとしてメディアへの出演、コメントなど多数。
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
福永 博之
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