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輸出と無縁でも急騰 「新・円安メリット24銘柄」を狙え!
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/153591
2014年9月24日 日刊ゲンダイ
株式市場に異変が起きている。19日に日経平均は年初来高値となる1万6364円まで駆け上がった。1ドル=109円台という円安進行が株高の背景だが、「これまでの円安相場と様子が違ってきた」(市場関係者)というのだ。
セオリー通りだと、円安メリットを享受するのはトヨタやホンダ、パナソニック、コマツ、村田製作所などの輸出関連株だ。こうした主力株は19〜22日にかけ、揃って年初来高値を更新と、想定通りだったが、実は円安とは無縁にみえる意外な銘柄も急騰した。
帝国ホテルやビジネスホテルを展開する共立メンテナンス、三越伊勢丹ホールディングスなどだ。日経平均が反落した22日(前日比115円安)も、これらの銘柄は株価が上昇している。共通項は何か。
「訪日客の増加で恩恵を受ける銘柄群です。円安によって、海外の観光客は日本での滞在費や買い物代がこれまでに比べ安く済みます。政府の成長戦略は東京五輪が開催される2020年までに訪日客を2000万人に増やす目標を掲げています。その恩恵を受けるホテルや百貨店、和食関連が、新・円安メリット銘柄として注目され始めたのです」(証券アナリスト)
昨年の訪日客は約1036万人。計画通りだと、20年にほぼ倍増となる。ドル円相場はわずか1カ月で7円も円安に触れた。市場には「120円近辺まで進んでもおかしくない」(株式評論家の倉多慎之助氏)との読みもある。円安関連銘柄に熱視線が注がれるのは当然だ。
「クール・ジャパン関連も見逃せません。外国人が好む日本のキーワードは『カワイイ』『おいしい』『心地よい』です。これに絡む銘柄はこの先、ハネる可能性が高いと睨んでいます」(株式アナリストの櫻井英明氏)
キティ(カワイイ)の「サンリオ」、和食に欠かせない醤油(おいしい)を手掛ける「キッコーマン」、快適なトイレ(心地よい)はウォシュレットの「TOTO」だ。
「象印の高級炊飯器は外国人に飛ぶように売れているし、回転寿司は手軽な和食の代表格です」(櫻井英明氏)
そのほか富士山、東京ディズニーリゾート関連など市場が目を付ける新・円安メリット銘柄は別表の通り。「円安=輸出企業」の構図は激変だ。
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