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千葉県富津市が破産の危機に
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2014年09月22日 NEVADAブログ
千葉県富津市は預金(財政調整基金)が今年度末には1億5000万円になり、来年度末には赤字3億2400万円、19年度末には累積で28億円まで赤字が膨れ上がり、夕張市と同じ破綻となる恐れがあるとしており、あらゆる手段を通じて対策を取るとしています。
この破綻の理由は『場当たり的に基金の残高を取り崩してきた』となっており、まともな取り組みをして来なかったと市の幹部は認めているようですが、少子高齢化、地方の疲弊は急速に進んでおり、この赤字予想より遥かに状況は悪化するはずです。
この少子高齢化問題ですが昨夜中国の大実業家と食事をしましたが、日本の財界人より遥かに状況を知っており、厳しい指摘をしていましたが、実情はもはやどうすることもできないところまで来ており、地方の破綻は今後急増するはずです。
今まで、この破綻を見えなくする(先送りする)ために数々の補助金、ばらまきが行われてきましたが、これは結果的に破綻を先送りさせただけであり、日本国の借金が増えただけでした。
日本は抜本的な改革を怠る民族になっており、対処療法しかやって来ておらず、これが長期的な産業の衰退を招いているのですが、財界人は誰も指摘をしません。
黙っていれば、政府からお金が降ってくるのがわかっているからです。
困れば政府に言えばお金が降ってくるのを財界人は知っているからです。
大会社の経営者は、これで地位は安泰となり、平々凡々と日々を送ります。
政府(官僚)は財界にお金をばらまくことで監督権を強化できますので、粛々とお金をばらまきます。
借金はどこまでも膨らますことができるという者もいますが、中国であれ、日本であれ、ヨーロッパであれ、アメリカであれ、借金はいずれ返済する必要がでてきます。
そして何よりこれだけお金をばらまきましても、想定したインフレにはならず、デフレが進んでいます。
巨額の借金で最悪の状況はデフレであり、今これが世界中で進んでいっているのです。
今回の富津市の破綻危機を回避するには、公務員を減らし、行政サービスを削減し、住民税、固定資産税を大幅に引き上げるしか道はありません。
そう簡単にできる策ではありませんが、果たして出来るでしょうか?
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<自治体破綻>富津市が18年度に破綻の恐れ 千葉(毎日新聞)
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