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6年ぶり1ドル109円台/(C)日刊ゲンダイ
円安加速6年ぶり109円台 「外貨預金」今から間に合うか?
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/153529
2014年9月21日 日刊ゲンダイ
ほんの1、2カ月前にドル預金を始めた人でもニンマリしているんじゃないだろうか――。是非はさておき、円安が加速している。19日の円相場は一時、約6年ぶりに1ドル=109円台半ばに。7月の101円台で1万ドル預金していたら、手数料抜きの単純計算で8万円の得だ。
こんなだから、外貨預金に興味津々の方もいるようだが、果たして今からでも間に合うのか。「外貨預金で儲けようと思ったら、結局は手数料を差し引いてどうか、です」とは、経済ジャーナリストの荻原博子氏。
仮に、預け入れにも、引き出しにも、1ドルにつき2円の手数料がかかるとする。1ドル=109円で1万ドル預けようと思ったら、手数料2万円が必要になり、111万円かかる。この先、109円台のままだったら、引き出す時にまた2万円かかり、107万円しか戻ってこない。差し引き4万円の損だ。
「外貨預金のうまみは、さらに5円ぐらい円安が進まないとありません。そもそも今は円安というよりドル高といわれる。米国経済の成り行き次第というわけです。為替の勉強のつもりで少額ならいいですが、虎の子を外貨預金に回すのはお勧めできませんね」(荻原博子氏=前出)
■米国経済の成り行き次第
それでなくても、電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)はきのうの定例会見で、急激な円安進行について「燃料費増加は収支圧迫のさらなる要因となる」と懸念を示していた。
「これ以上の円安は個人はもちろん、企業にとってもコスト負担増になるだけ、ノーサンキューという声が出始めている。流れで110円まではつけるかもしれませんが、さらなる円安は、どうでしょう。11月には米国で中間選挙もある。共和党が上下院とも握れば、民主党のオバマ大統領は外交も経済も窮地に立たされます。もし保守派が自国の企業を優先するようになれば、ドル高は考えにくい。米国の利上げ、日本の追加緩和期待で外貨預金に走ると、はしごを外される危険があります」(経済評論家・斎藤満氏)
ウクライナ、中東情勢に中国経済と、リスクも山積している。あまり色気を出さない方が身のためのようだ。
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