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19日の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸した。終値は前日比253円60銭(1.58%)高の1万6321円17銭だった。年初来高値を更新し、終値で2007年11月2日(1万6517円48銭)以来およそ6年10カ月ぶりの高値を付けた。米低金利政策の継続観測で投資家心理が改善。円相場が1ドル=109円台と6年ぶり安値に下落し、輸出採算が一段と改善するとの期待が自動車や機械などの主力銘柄を押し上げた。短期的な高値警戒感から取引終盤にかけて利益確定売りが出て伸び悩んだが、買い意欲は根強く、高値圏で終えた。
スコットランドで実施された英国からの独立の是非を問う住民投票は、独立反対票が過半数になる見通しとなった。先行き不透明感として一部で懸念されていただけに、英主要メディアなどから開票結果が徐々に伝わるにつれて円安・株高が進んだ。
市場では「ここ最近(経済のマクロ指標などをもとに投資行動を決める)グローバルマクロ系のファンドが日本株の買いを入れている」(外資系証券)との指摘があった。前日に心理的な節目の1万6000円に乗せたことで相場の流れが変わってきたとして、「投資家が持たざるリスクを意識し始めたようだ」(国内証券)との声も聞かれた。
週間では372円88銭高となり、7月3〜5週以来の3週連続での上昇となった。8月11〜15日(539円高)以来の上げ幅で、リーマン・ショック後の高値を更新した。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)はともに続伸した。
東証1部の売買代金は概算で2兆7497億円、売買高は25億8075万株。東証1部の値上がり銘柄数は全体の7割超にあたる1328、値下がり銘柄数は383、変わらずは119だった。
ファストリやファナック、TDKといった値がさ株が軒並み上げ、3銘柄だけで日経平均を80円ほど押し上げた。クボタや第一生命が1月下旬以来の高値に上昇。コニカミノルが今月11日以来約1週間ぶりに年初来高値を更新した。一方、花王や資生堂、アサヒなど内需株の一角が軟調だったほか、ソニーは続落した。
東証2部株価指数は3営業日ぶりに反発した。エルナーや田淵電、浜井産が高かった。ソマール、Jトラストなどは下落した。〔日経QUICKニュース(NQN)〕
http://www.nikkei.com/markets/kabu/summary.aspx?g=DGXLASS0ISS16_19092014000000
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