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ドル・円は108円台後半、スコットランド住民投票に警戒−ポンド上昇
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-NC4DAS6K50YS01.html
2014/09/19 08:35 JST
9月19日(ブルームバーグ):日本時間朝の外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=108円台後半で推移。スコットランドで18日に実施された英国からの独立の是非を問う住民投票の結果に対する警戒感が広がっている。
午前8時31分現在のドル・円相場は108円77銭付近。前日には一時108円96銭と、2008年9月8日以来となる109円台乗せに迫る場面も見られた。
ユニオン・バンクのトレーダー、白井万雄氏(ロサンゼルス在勤)は、「今はスコットランドの住民投票が一番の話題」と言い、「独立ノーになるのは確実だろうが、やはり1%でも2%でもイエスの確率があるかもしれないということで、若干警戒してみている」と話した。
投票はスコットランド全土の学校や教会、図書館、公民館で現地時間18日午前7時に始まった。有権者430万人の投票の締め切りは同午後10時。結果は同19日朝に判明する。調査機関のユーガブが有権者1828人に投票後に調査を行ったところ、反対54%が賛成46%と、反対派がリードしている。
日本時間の早朝には英ポンド買いが先行。対ドルでは一時1ポンド=1.6460ドルと、4日以来の高値を付けている。対円では1ポンド=179円台乗せに迫り、08年10月以来の高値を更新した。
白井氏は、住民投票の結果を受けて、ポンドが大きく買われることがあれば、「ドルは売られるだろうから、それにつられてドル・円も動く可能性はある」と予想。一方、「スコットランド独立がイエスということになれば、ポンドは大きく売られ、ドルが買われるということになるのではないか」とし、ドル・円相場が109円台に乗せる可能性もあるとみる。
米金利上昇
18日の米国債市場では、17日の連邦公開市場委員会(FOMC)で2015年の政策金利予測が上方修正されたことを受けて、金融政策変更の影響を受けやすい年限に売りが膨らんだ。5年債利回り は一時1.87%と11年5月以来の高水準を付けた。2年債利回り も11年5月以来の高水準となる0.59%まで上昇した。
ユニオンバンクの白井氏は、「量的緩和(QE)終了から利上げへのコースは変わっていない」とした上で、18日に発表された米経済指標は「強弱がミックスだが、徐々に回復してくれば、利上げに向かっていくと思うので、ドルが買われやすい地合いが続きそうだ」と言う。
米労働省の発表によると、新規失業保険申請件数(季節調整済み)は前週比3万6000件減の28万件だった。ブルームバーグ・ニュースがまとめた市場予想の中央値は30万5000件を下回った。一方、米商務省が発表した8月の住宅着工件数(季節調整済み、年率換算、以下同じ)は95万6000戸と、前月の約112万戸から減少した。
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