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8月の貿易収支は26カ月連続赤字−輸出入とも減少で基調変わらず(ブルームバーグ)
http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/475.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 9 月 18 日 09:44:05: igsppGRN/E9PQ
 

8月の貿易収支は26カ月連続赤字−輸出入とも減少で基調変わらず
http://www.bloomberg.co.jp/bb/newsarchive/NC2LB66JTSEH01.html
2014/09/18 08:59 JST


  9月18日(ブルームバーグ):輸出から輸入を差し引いた貿易収支 の8月速報は、26カ月連続の赤字となった。輸出入とも減少し、赤字基調が続いた。

財務省が発表した貿易統計によると、貿易赤字額は前年比2.4%減の9485億円だった。輸出は1.3%減の5兆7060億円、輸入は1.5%減の6兆6545億円だった。ブルームバーグ・ニュースの調査による貿易赤字の予想中央値は1兆289億円だった。

輸入は消費増税前の駆け込み需要の反動減で5月に一時的に減少したものの、円安や東日本大震災後のエネルギー輸入の高止まりの影響で6月以降増加に転じていた。輸出は7月に3カ月ぶりのプラスとなったが、輸入を超える勢いはなく貿易赤字は定着している。

経済協力開発機構(OECD)の玉木林太郎事務次長兼チーフエコノミストは17日のブルームバーグニュースのインタビューで、世界経済がリーマンショック以前の水準まで回復していないことが輸出低迷の最大の理由とした上で、「円安になればいきなり輸出が伸びるという構造にはなっていない」との認識を示していた。


 

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コメント
 
01. 2014年9月18日 10:30:03 : P9Q0hnTC6k
日本の輸出のかなりの部分は
日本企業が海外に造った製造拠点向けの部品
つまり貿易と言っても日本同士の取引で
国富と言う意味では殆ど無意味な取引
さらにバカバカしいのは
その海外の製造拠点で作られた製品の主な輸入先も日本市場
要するに国際貿易なんて言っても
日本が単に独り相撲をしているだけ
こう成ってしまった理由はただ一つ
今の日本商品は世界で売れないんです

02. 2014年9月18日 11:56:19 : nJF6kGWndY

ハイテクは崩壊し、唯一残った稼ぎ頭も低迷だからな

これでもまだ米ドル崩壊などと言う陰謀論者はいるのだろうなw


http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0HD00U20140918
8月の貿易赤字は9485億円、対米自動車輸出の減少続く
2014年 09月 18日 11:01 JST
[東京 18日 ロイター] - 財務省が18日に発表した8月貿易統計速報によると、貿易収支(原数値)は9485億円の赤字となった。米国向け・中国向けの輸出が減少に転じ、輸出が2カ月ぶりにマイナスに転じたことが影響した。なかでも対米自動車輸出は生産拠点の移動に伴い5カ月連続で減少。構造的な下押し要因とみられる。

貿易赤字は26カ月連続で、過去最長を更新し続けている。当分赤字解消の見通しは展望できず、先行きについて財務省では、輸入が鉱物性燃料中心に構造的に増える要因がある一方で、輸出は世界経済も本格回復まで至らないことから、「しばらくこういう状況(貿易赤字)が続く」(財務省筋)と見通した。

<輸出は2カ月ぶりに減少、米国向け輸出減が響く>

輸出は前年比1.3%減の5兆7060億円で2カ月ぶりに減少した。米国向けが前年比4.4減で2カ月ぶりに減少したことが響いた。地域別では、中国向けも0.2%減と17カ月ぶりに減少。EU向けは同5.6%増と15カ月連続で増加した。

品目では、有機化合物(21.0%減)、鉱物性燃料(16.2%減)、自動車(2.9%減)などが減少した。

このうち、対米自動車輸出は金額・数量ベースとも5カ月連続で減少。日系企業が海外生産拠点を米国からメキシコに移転したことが影響したとみられ、前年比で減少傾向が続いている。

中国向けは、ペットボトルなどの原材料となる有機化合物の減少が響いた。財務省によると、世界的な供給過多による市況が影響しており、中国の国内需要の減速というより、短期的な要因が大きいとしている。

為替レート(税関長公示レート平均)は1ドル102.15円で、対前年比3.9%の円安だった。

<輸入は3か月ぶり減少、天候要因による鉱物燃料減が影響>

輸入は前年比1.5%減の6兆6545億円で3カ月ぶりに減少した。天候要因による電力需要減で鉱物性燃料(前年比2.6%減)の輸入減少が影響したとみられる。品目別では、通信機(21.3%減)も減少した。

輸入原粗油単価は前年比7.0%上昇の7万1037円/キロリットル。ドルベースでは同3.2%上昇の110.6ドル/バレルだった。

貿易赤字(季節調整値)は前月比9.6%減で、7月より赤字は縮小した。 

ロイターが民間調査機関を対象に行った調査では、予測中央値は1兆0289億円の赤字。輸出は前年比2.6%減、輸入は同1.2%減だった。 

*内容を追加します。

(吉川裕子 編集:宮崎大)


03. 2014年9月18日 13:55:05 : I1dXExxYp2
経済が好調な国がどこにある。世界のGDPの低下傾向を見れば輸出で経済回復などありえないことは自明だ。今やセミオフィシャルによる株価買い支え、法人税減税、公共投資などで株価を維持しているだけだ。アベノミクス懐疑論が当初から指摘していた通りになった。そうとわかれば方針転換する?いや、しない。それどころか事実を隠そうと必死に泥縄式の糊塗を繰り返して被害を最大化するのが政財官コンプレックスによるいつものパターンだ。

04. 2014年9月18日 14:56:03 : 8BzzToJF0E
日本株と経済実態にギャップ、都合よく解釈されたFOMC
2014年 09月 18日 14:17 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0HD0DZ20140918&channelName=topNews#a=1
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[東京 18日 ロイター] - 注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)はタカ派、ハト派両方の材料が混在したことから、各市場で都合よく解釈されている。ドル高/円安と米株高が同時進行しており、日本株にはこの上ない環境だ。

しかし、日本の輸出は依然伸びず、企業の景況感も鈍化している。全体的な景気と株価には徐々にギャップが開き始めている。

<「玉虫色」の内容 >

16─17日に開かれたFOMCでのポイントは2つ。資産買い入れ終了後も「相当な期間」事実上のゼロ金利を維持する方針があらためて表明された一方、経済、金利見通しでは、前回6月に比べ、より速いペースでの利上げが見込まれていることがわかったことだ。それぞれハト派、タカ派の材料であり、内容的には「玉虫色」ともいえる。

しかし各金融市場では「都合よく」解釈。米株はハト派材料を重視。ダウ.DJIは24ドル高と小幅ながら終値で最高値を更新した。一方、為替市場ではタカ派材料を手掛かりにドル/円は6年ぶりの108円台を付けた。米株がタカ派材料、為替がハト派材料をとれば、逆の反応になったかもしれないが、「強気な市場ムードがそれぞれプラス材料を選択させた」(大手証券トレーダー)という。

日本株にとっては、円安・米株高が同時に進行する絶好の環境であり、日経平均.N225は遅ればせながら1万6000円大台を8か月ぶりに突破。業績予想を大幅下方修正したソニー(6758.T: 株価, ニュース, レポート)の悪影響は他の輸出株に広がらず、トヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)も年初に付けた高値をついに突破してきている。

市場では「円安のピッチが速い割には、日経平均の上げの勢いが限られている印象があるが、TOPIXは先週に年初来高値を更新している。ドル高・円安の流れを市場は嫌がることはなく、為替の傾斜とパラレルではなくても、日本株の緩やかながらの上昇は今後も続くだろう」(岡三証券シニアストラテジストの大場敬史氏)と強気な声が出ている。

<さえない国内経済指標>

だが、国内に目を向けると楽観できる状況ではない。

9月ロイター短観(400社ベース)は、製造業が前月から10ポイントの大幅悪化となった。2012年10月に中国反日デモの影響で12ポイント悪化して以来の急低下だ。非製造業は3ポイント小幅改善したが、水準は消費税率引き上げ後に落ち込んだ5月とほぼ同水準だ。消費増税や円安による原材料費上昇の悪影響がじわりと広がっている。

円安が進んでいるとはいえ、8月の輸出は前年比マイナス1.3%と相変わらず伸びていない。輸出数量は伸びなくても、円建て輸出の為替差益が拡大するため、「現状の為替水準が続けば、今期の企業業績は2ケタ経常増益も視野に入る」(大和住銀投信投資顧問・経済調査部長の門司総一郎氏)との見方もある。しかし、中小企業や内需企業にとって円安は輸入コスト増を通じて利益を圧迫する減益要因だ。

大企業中心で製造業の影響が大きい日経平均などは、円安をしばらく好材料と受け止めそうだという。「1ドル110─115円程度までならプラス材料だろう」(三菱UFJ投信・戦略運用部副部長の宮崎高志氏)。ただ、円安が進めば輸入コストも増加。物価が上昇すれば実質賃金も圧迫される。株価にとって円安はプラスでも、日本経済にとってはマイナスになるおそれもある。

<株価は大企業中心の「バロメーター」に>

日本の貿易収支は赤字だが、経常収支はかろうじて黒字だ。海外子会社などからの配当で所得収支が依然黒字であることが大きい。円安は貿易収支の赤字幅を拡大させる一方で、所得収支の黒字幅を拡大させる。海外子会社を持っているような大企業にとっては円安は好都合だが、国内事業だけの中小企業は原材料コストの上昇をもろにかぶることになる。

円安によって大企業の業績が改善し、賃金などが増加すれば、国内消費にもポジティブだ。しかし、大企業においても連結ベースで最終利益が上がったとしても、賃金アップには結び付かない可能性がある。「利益増加の理由が海外現地企業が好調であるというだけなら、国内社員の賃金を上げる理由には結び付けにくい」(国内投信)という。

増加する大企業の利益は自社株買いや配当など株主還元に使われれば、株価を押し上げる要因になる。しかし「恩恵は株券を持っている一部の個人投資家や企業が受けるだけだ。日本全体にメリットは及ばない」とT&Dアセットマネジメントのチーフエコノミスト、神谷尚志氏は懸念する。

FOMCを都合よく解釈した円安と米株高で上値追いの様相を示している日本株だが、「景気のバロメーター」としての機能は失われ始めている。株価の水準はようやく前年末に達した程度であり、昨年のような資産効果は働いていない。実体経済と株価のギャップが開くなかで、株価だけが独立して上昇し続けることができるかには疑問も大きい。

(伊賀大記 編集:内田慎一)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0HD0DZ20140918?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true


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