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赤いラインを上抜ければ日経平均1万6000円台が視野に
日経平均の先行き占うこの2本の線に注目だ!
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140914-00010000-shikiho-biz
会社四季報オンライン 9月14日(日)20時10分配信
まずは先週のおさらいだ。先週は、日経平均株価の25日移動平均線の「向き」が横ばいに変化していることに注目した。株価は上昇しているのに移動平均線は横向き?という、一見矛盾した状態が生まれた場合、その後に予測される動きは二つあると指摘した。
一つは価格が保てなくなって急落し短期的にトレンドが崩れる。もう一つは移動平均線が上昇し始めるまで25日移動平均線より上の水準を維持する、のどちらかだ、と。結果は2番目のシナリオだった。さて、今回注目して欲しいのは、価格を保った後の移動平均線の向きの大きな変化だ。
実際のチャートをご覧いただこう。
先週の日経平均は上値が重く、いつトレンドが崩れてもおかしくない状況が続いた。それでも値を保った。特に10日(水)は5日移動平均線を割り込んで始まったものの、終わってみれば大陽線を形成し、同時に5日移動平均線をも奪回した。
そして木曜日。この日はマドをあけて上昇を開始。注目の25日移動平均線の「向き」がそれまでの横ばいとは打って変わり、急角度で上昇を開始したのが分かる。値を保てたおかげで株価の上昇とともに25日移動平均線が急上昇に転じ、週末のSQも無難にこなすことができたわけだ。移動平均分析では今回のように「こうなったら、こうなるのではないか」といった先読みが重要だ。上値が重くなると不安になり売り急ぎがちだが、シナリオ通りの動きが確認できれば、儲け損ねることも減るはずだ。
ちなみに、12日(金)の大引け後にトレンドラインを引いてみたところ、2本のトレンドラインの間で株価が推移していることがわかった。1本目は今年3月7日を起点に7月31日高値(実体)を結んだ青いライン。このラインは現在の株価の下に位置しているため、目先はサポートライン(下値支持線)になると考えられる。もう1本は4月3日を起点に同じように結んだ赤いライン。こちらは株価の上に位置していることから目先はレジスタンスライン(上値抵抗線)として機能すると思われる。
今後、日経平均はこのレジスタンスを突破するのか、それともサポートラインを割り込むのかがポイントとなるだろう。レジスタンスラインを突破できれば1万6000円台が視野に入ってくるが、レジスタンスラインを抜けられなかったり、サポートラインを割り込んだりするようだと株価の反落もありうるだろう。
<講師プロフィール>福永博之:日本勧業角丸証券(現みずほ証券)、楽天経済研究所を経てインベストラストを設立。代表を務める。テクニカルアナリストとしてメディアへの出演、コメントなど多数。
※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
福永 博之
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