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<中国>工業生産低水準化 背景に構造改革優先
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140914-00000001-mai-bus_all
毎日新聞 9月14日(日)5時30分配信
【北京・井出晋平】中国国家統計局が13日発表した8月の工業生産は、前年同月比6.9%増とリーマン・ショック後の2008年12月(5.7%増)以来、5年8カ月ぶりの低い水準となった。背景には、不動産市況の低迷に加えて中国政府が経済の構造改革を進めていることがある。
李克強首相は今月10日の演説で、「経済発展方法の転換を加速させ、中国経済をグレードアップさせなければならない」と、大規模な景気対策は行わず、構造改革を優先する姿勢を強調した。今年1〜6月期の国内総生産(GDP)の実質成長率は、前年同期比7.4%と今年の政府目標(7.5%)を下回ったが、「少し上回るのも下回るのも合理的な範囲内だ」として、目標達成にこだわらない姿勢も示した。
李首相の自信の背景には、雇用や物価の安定がある。中国政府は過剰生産の解消や過剰投資抑制など改革を進めているが、今年の都市部の新規就業者数は8月までに970万人に達しており、政府目標(1000万人)に迫っている。物価上昇率も2%台で推移し、インフレ懸念も遠のいている。
ただ、欧州経済の低迷を受けて欧州向け輸出が伸び悩むなど先行き不透明感は増しており、追加の景気対策を求める声が高まる可能性もある。成長減速に耐えて、どこまで改革を進められるか。李首相の手腕に改めて注目が集まりそうだ。
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