日銀のマイナス金利、急速な円安、薄気味わるい、
http://blog.goo.ne.jp/ikariyax/e/d3ea1a920bf6e3ea7e4cff34169f004e
2014-09-13 19:25:16　いかりや爆氏の毒独日記

前回の日記の最後のところで、「日銀は初めて異常とも言えるマイナス金利で市場から短期国債買い入れを始めている」と述べた。

Ｊｃａｓｔニュース（2014/9/10 12:23）は、わかりやすく次のように報じている。

日本銀行は、初めてマイナス金利で市場から短期国債を買い入れた。2014年9月9日に実施した。同日の新発3か月物短期国債の基準金利はマイナス0.004％。マイナス金利は購入額が償還額を上回る状態。買い入れた短期国債を満期まで保有すると、日銀が損をすることになる。

日銀は入札を見送ることもできたが、あえて入札に応じ、ある大手金融機関が売却に応じたとされる。大規模な金融緩和策の一環として、超低金利下でも国債購入を続ける意思を市場に伝える狙いがあったとみられている。

日銀は額面を超す価格で国債を購入することで日銀側は損失となる。

これこそ異次元の金融緩和策というのでしょうか（笑）。

一体、何のためにこんなことを？

世間では「景気浮揚策」とみなされているが・・・ウソだ、借金の償還期限が迫っているからでだろう。

財務省の普通国債償還年次表によれば、普通国債の償還予定額は次のようになっている。

平成２５年度：１２９兆６９１３億円・・・（平成２４年度当初予算ベース）

平成２６年度：１３０兆２４６９億円・・・（平成２５年度当初予算ベース）

平成２７年度：１２８兆９５１８億円・・・（平成２６年度当初予算ベース）

又、財務省公表資料によれば、国の借金は２０１４/３月末１０２４．９兆円→１１４３．９兆円（来年３月末）となり約１２０兆円借金は増える予定。

消費税増税で国民から搾りとり、一方で国は借金を増やしながら、自分（日銀）は損して金融機関にお土産？をプレゼントしているようなもの。そんなことをするなら、財務省が発行する国債を日銀が直接引き受けすればいいではないか。

国債の日銀直接引き受けは財政法で禁じられているからというが、消費増税で国民から搾りとる一方で、自分（日銀）は損して金融機関にお土産？をプレゼントしているようなことは、法的にはスルーできても道義的に許されない。商道徳からみても、最初から損することをわかっていながら利他行為は詐欺商法みたいなものである。

そして、急速な円安も薄気味悪い。

コメント
01. 2014年9月14日 00:09:52 : 5aI56T6iSI 円高メリットなくして円安誘導は国民財産を減らすことになりやってはならないこと 日銀は馬鹿なことをやっている、国民の財産を減らし景気低迷させている こんなことではなく最低時給をどんどん上げて３６０円／ドルに戻しましょう 日本の対外純資産は３２５兆円と世界ダントツ（２０１３年末）と膨れ上がっている この原因は何でしょう、考えて見てください
02. 2014年9月14日 00:30:22 : OZy3QqN0kc 対外純資産ねぇ アメリカ国債とODA円借款でしょう 元本含めて債権回収できる見込みは、まぁないだろうねぇｗ
03. 2014年9月14日 00:58:19 : 6hj78zxFH6 対外資産と言うのは 日本国内では一円も使えないと言う 日本国民にとっては有難くも何とも無いお金の事 その殆どは外貨として海外の金融機関なりに積み上がっているだけ 日本国内には全く還流してこない ところが海外の金融機関はその積み上がった 日本の資産を好きなようにマネーゲーム出来るわけ 大部分はドル建て資産なので 結局は米国債に化けてると思って間違いない これが日本の対外純資産のカラクリ 日本国民にとっては無意味なお金
04. 2014年9月14日 17:33:35 : jXbiWWJBCA FOMC判断、インフレ指標に注目 　 2014 年 9 月 14 日 08:03 JST 　米国で今週発表される経済指標は緩やかながら着実な景気の改善が進行中であることを反映する内容となり、連邦準備制度理事会（FRB）による政策判断の脇役を務める見込みだ。 　FRBは米東部時間17日午後2時（日本時間18日午前3時）に連邦公開市場委員会（FOMC）政策判断を発表する。イエレンFRB議長の記者会見はその30分後に開始の予定だ。最近の指標は米経済の多方面で着実な改善が見られることを示しているため、市場参加者の間では、FRBがこうした進展を認識し、政策金利を引き上げる時期についてより明確な手掛かりを提供するのではないかとの見方が強い。 　ただ、今週発表される経済指標は、緩和的政策を維持すべきだとの一部FRB高官の主張を支える内容となる可能性がある。 　FOMC判断に先立ち、東部時間16日午前8時30分（日本時間午後9時30分）には8月の卸売物価指数（PPI）が、その翌日の同時刻には8月の消費者物価指数（CPI）が発表される。ウォール・ストリート・ジャーナルがまとめたエコノミスト予想の中央値は、PPIが前月比0.1％上昇、CPIが横ばいとなっている。変動の大きい食品とエネルギーを除くコアのCPIは前月比0.2％上昇したと予想されている。 　市場の予想通りならインフレが加速していないことになり、景気下支えのために低金利を維持できる余地をFRBに与える。アナリストらは、FRBに政策引き締めを余儀なくさせる要素として、今年のインフレ指標の重要性が増していると指摘している。 　住宅市場はFRBが懸念を寄せているもう一つの領域だ。東部時間18日午前8時30分（日本時間午後9時30分）に明らかになる8月の住宅着工件数は、市場の回復が不安定な様子を示すものとなりそうだ。エコノミストの間では、前月比6.7％減の年率換算102万戸（7月は109万3000戸）が予想されている。同時に発表される8月の建設許可件数については、前月比横ばいの同105万7000戸が見込まれている。 http://jp.wsj.com/news/articles/SB10001424052970203714004580152580000943028?mod=WSJJP_hpp_LEFTTopStoriesSecond
05. 2014年9月14日 17:41:30 : jXbiWWJBCA 元々、金融緩和とは債権者（金融資産保有者、つまり国内の高齢富裕層）から金融機関への利益移転（円資産課税）が目的なので、マイナス金利自体は問題にはならない。 そして自分でも指摘しているように「国債の日銀直接引き受けは財政法で禁じられているから」なので、異次元の緩和を問題にするなら、国民が大幅な緩和や日銀法改正を訴えた自民党安倍政権を支持すべきではなかったし、政府へ日銀法の改正を行うべきと訴えるのが正しい。
06. 敵の敵は味方 2014年9月14日 17:56:54 : hmBe2yPzfgxTI : vr5Cl4Dl4I 鬼畜自民党はオウンゴールを 着々と積み上げている。 ダマスゴミに騙された国民が 拍手喝采しているのだ。 白日の悪夢でなければ 何だろう。
07. 2014年9月14日 21:04:22 : sAWMBQu6Mw すべて数字上の話でそれを決めている誰かがいる。 その誰かはスイスのくそ爺どもで、 認知が入ったようなくそ爺のいいなりに動くことはない。
08. ひらめ１２１ 2014年9月15日 00:42:14 : gkR3O6OtJf4VI : ZbA63Zsvqw ０３、マスターべしょんマネーとでも言うんですかね、 　　　　軍票みたいなものですよ、
09. 2014年9月15日 18:46:28 : RQpv2rjbfs 国民は減り、税収は落ち込む、借金は放漫経営で増税しても逆に増えてゆく、円安むべなるかな。アメリカの雑誌ニュースウイークの記事は日本人が集団自殺をしているようだと書いていた、処方はズバリ移民の受け入れ。鋭いと思う。外国を敵視するのでなく、取り込むのだ。 日本は原住民だけでやっていけないことに気づかねばならない。 大久保あたりで騒いでいるやつらはイスラム国にでもくれてやればよい。 既に日本は原住民だけのものではない、アニメですら日本人だけでは作れない。公用語に英語を加えるぐらいの思い切った移民受け入れ政策をやがてやらねばならないだろう。

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