01. 2014年9月08日 12:18:24
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>年率7.1%減 予想通り、やはり以前の民間予測に近づいたな 第1次所得収支の黒字幅拡大(直接投資収益 前年比2.8%増)には、海外生産の拡大に加え、円安効果もある http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0H300B20140908 経常収支7月は2カ月ぶり黒字、前年比では3割減=財務省 2014年 09月 8日 10:18 JST [東京 8日 ロイター] - 財務省が8日発表した国際収支状況速報によると、7月の経常収支は4167億円の黒字となった。ロイターが民間調査機関に行った事前調査の予測中央値は4442億円程度の黒字だった。貿易収支が赤字幅を拡大したが、第1次所得収支の黒字幅が拡大し、2カ月ぶりに黒字となった。ただ、前年比では30.6%減と経常黒字幅は縮小した。 このうち、貿易・サービス収支は1兆2871億円の赤字だった。 貿易収支、サービス収支とも前年に比べ赤字幅が拡大した結果、貿易・サービス収支も赤字幅を拡大させた。 貿易収支は8281億円の赤字で、前年に比べ379億円赤字幅が拡大した。 サービス収支は4590億円の赤字。「旅行収支」が訪日外国人旅行者数の増加などで4月以来3カ月ぶりに黒字となったが、知的財産権等使用料の支払いなどで「その他サービス収支」の赤字幅が拡大。全体では前年に比べ赤字幅が拡大した。「その他サービス収支」の押し下げに寄与した知的財産権等使用料は7月に支払が集中するため、季節要因が高そうだ。 所得収支は証券投資や直接投資の収益からなる第1次所得収支が1兆8531億円の黒字、第2次が1493億円の赤字だった。 第1次所得収支は、証券投資収益は減少したが、直接投資の配当金などの受け取り増で直接投資収益が増加したことから、前年に比べ503億円(前年比2.8%増)黒字幅が拡大。7月としては、比較可能な1985年以降で最大の黒字幅となった。
GDP4─6月2次速報は年率‐7.1%に下方改定、設備投資大幅下振れ 2014年 09月 8日 10:28 JST [東京 8日 ロイター] - 内閣府が8日に発表した2014年4─6月期実質国内総生産(GDP)2次速報値は、1次速報値から下方改定となった。前期比はマイナス1.8%(1次速報値マイナス1.7%)、年率換算ではマイナス7.1%(1次速報値マイナス6.8%)となり、2011年1─3月の東日本大震災時とほぼ同程度の落ち込みとなった。
下方改定の主因は民間設備投資で、1次速報値の前期比マイナス2.5%からマイナス5.1%に大幅に改定された。一方で、在庫投資は同プラス1.4%に上方改訂された。 ロイターの事前予測調査の前期比マイナス1.8%、年率マイナス7.0%の見通しに沿った結果だった。 設備投資は、法人企業統計の運輸や金融保険業での設備投資の低調な動きを反映して下方改定され、リーマン・ショック後の09年4─6月のマイナス5.3%以来の大幅な落ち込みとなった。 このほか、民間最終消費も1次速報の0.1%ポイント下方改定となり、マイナス5.1%に、民間住宅投資も0.1%ポイント下方改定され、マイナス10.4%となった。政府最終消費支出も、地方政府の予算執行で医療費を反映させて下方改定され、プラス0.1%となった。輸出も0.1%ポイント下方改定のマイナス0.5%となった。 他方で、上方修正された在庫投資の寄与度は、原材料在庫や仕掛品を反映して0.4%ポイント上方改定され、プラス1.4%となった。自動車の流通在庫は1次速報から変わらず、積み上がり気味となっている。 雇用者報酬は、前期比マイナス1.7%となり、毎月勤労統計確報を反映して、やや上方改定された。それでも、03年7─9月のマイナス1.9%以来の減少幅となり、消費増税を反映した物価上昇によって、実質所得は前期までよりも低下していることに変わりはない。
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