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スマホ失速のサムスン、新製品に力なし <動画>iPhone6発表を前に牽制できず
http://toyokeizai.net/articles/-/47350
2014年09月07日 東洋経済
ナレーションは英語です(音量にご注意ください)
アップルとの戦いで勢いを取り戻したいサムスンは、グローバル製品であるバーチャルリアリティ用ヘッドセット、新たな大画面ファブレット、そしてGalaxyスマートフォンとギアの新ラインナップを発売すると発表した。サムスンのエグゼクティブはベルリンからニューヨークに向けて、アップルにまんまと追い越されるつもりはないというメッセージを送ったのだ。
同社は大画面のスマートフォンとも小型のタブレットともいえるファブレットの分野にGalaxy Note 4を投入してリードを取り戻そうとしている。
■サムスンは業界標準?
ベルリンでは同社のDJ・リー氏が壇上に立った。モバイルコミュニケーション事業プレジデント兼グローバルセールス・マーケティングオフィス代表を務めるリー氏は次のように話す。「Galaxy Note 4は業界標準となり続ける存在です。いかにしてスマートフォンが私たちの生活をより豊かに、より楽しく、そしてより効率的にするかを定義します」。
低価格帯や高価格帯の競合他社でひしめく分野と差別化するために、サムスンはファブレット向け製品としてFacebookのOculusと共同でギア VRを開発した。このバーチャルリアリティヘッドセットは高精細映像による視聴とゲームを、文字通り消費者の目の前に届ける。これはアップルにはできないことだと、ジャックドウリサーチのチーフアナリスト、ジャン・ドーソン氏は話す。
「このゲーム体験は本格的なゲームを好むコンソールユーザーを惹きつけるでしょう。しかし、新たな方向にエクスペリエンスを広げたいと考えているモバイルゲームユーザーにとっても魅力的なものになるのではないでしょうか。この点でサムスンは賢い一手を打ったと思います。このためスマートフォンベンダーも少なくともしばらくはこの製品のためにスペースを割くでしょう」(ドーソン氏)
Galaxy Note Edgeはジャーナリストのギュント・ボグシェヴィキ氏などから一定の注目を集めた。本体側面の曲面スクリーンのおかげで、ユーザーはカレンダーのリマインダや受信メールなどにいちいち反応することなくメイン画面に集中し続けることができる。
ボグシェヴィキ氏は次のように話す。「私が気になるのはGalaxy(Note) Edgeのほうです。数年前から噂を聞いていたからです。Galaxy (note)4は Galaxy Note 3に似ているという点で、私にとって新製品であると同時に最高のデバイスでもあるのですが」
似ていると言えば、1周年を迎え新しく発表されたスマートウォッチギアも大きな変化が見られなかった。
■いろいろやっているが傑出したものがない
前出のドーソン氏は次のように話す。「サムスンはできる限りのことをしています。様々なことに挑戦してその成果を見極めているのです。しかし、そのどれもがサムスンが勢いを取り戻せるほどの大ヒットにまでは至らないのではないかと私は懸念しています。」
しかしサムスンは、やり遂げなければならない。中国ではスマートフォンのリーダーとしての立場を奪われ、Galaxy S5は旧型のiPhoneに販売台数で劣っている。さらに来週にはアップルから新たな挑戦状を叩きつけられることが予想される。
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