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老朽化が甚だしい新日鉄住金名古屋製鉄所に依存する自動車産業
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4738463.html
2014年09月04日 NEVADAブログ
日本の自動車産業は、老朽化が甚だしい工場に依存している事態を誰も真剣に考えていません。
今回大規模爆発がおきました名古屋製鉄所は東京オリンピックの時に稼働した工場と言われており、骨董的価値のある工場と言えます。
そして減価償却は遥か昔に終わっているはずであり、本来ならスクラップにして新しい設備に更新するべきだったはずなのです。
それを目先の利益を追求する余り、だましだまし使い続け、結果今年に入り5回も火災、爆発事故を起こし今回また大爆発事故を起こしてしまっているのです。
本来なら即刻、廃止とするべきでしょうが、この工場が廃止となれば年間600万トンもの生産が消えてしまい、更にこの600万トンの内の半分の300万トンの供給を受けています名古屋近辺の日本の自動車生産に甚大な影響が出ると言われており、おいそれと廃止が出来ないのです。
日本の自動車産業が骨董的価値のある工場に依存していたことが今回の爆発事故であぶり出されましたが、このまま操業を再開して更なる大事故が発生し死亡者が出る事態を招けば、経営陣は殺人罪(業務上過失致死ではなくより罪が重い罪)にも問われかねません。
また、日本の公共インフラも老朽化が激しくなってきており、いままでろくな対策も行って来なかったつけがここにきて相次いで表面化しており、これは民間工場もそうであり、今後日本は莫大な費用をかけてインフラ整備・更新をしなくてはいけない事態になるでしょうが、どこにその費用があるでしょうか?
既に1000兆円を超える借金を抱える日本政府であり、ここから数兆円にも上る更新費用を捻出しようとすれば、消費税を2%上げないといけない事態になります。
これから老朽化したインフラ施設が続々と更新(限界)時期を迎える日本ですが、果たして対応ができるでしょうか?
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