日経企業が狙われる、中国人の“労働争議ビジネス”【アルプス電気会長の侵略否定発言裏話】
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140904-00695799-sspa-soci
週刊SPA! 9月4日(木)9時21分配信

残念ながら、もはや見慣れた光景となってしまった「中韓での反日運動」と「日本での嫌中・憎韓運動」。しかし、それらの現象を単なる“隣国憎悪”で片付けてしまっては、事を見誤ってしまうこともあるようだ。“愛国者”や“排外主義者”の皮をかぶりながら、そろばん勘定を欠かさない連中は果たして何者なのだろうか？

◆新事実発覚！アルプス電気会長発言騒動は労働争議!!【中国】

　7月1日、広東省東莞市の現地工場を視察中だったアルプス電気会長が、過去の日本の侵略行為を否定する発言をし、約1000人の工員が麭囲する騒動が発生。同工場は数日間、操業停止に陥った。

　この一件について、「実は裏話がある」と言うのは、同工場と取引のある日系メーカー社員だ。

「アルプス電気はちょうど労使問題を抱えていたんです。同社は登記上、同じ工場敷地内でも部署ごとに分社化していた。そこに目をつけた中国人弁護士がおり、『他部署への異動は、解雇→雇用にあたり、退職金が支払われるべき』と入れ知恵をしたようです。事件が起きたのは、会社側が対応策の検討をはじめた矢先でした」

　また、問題の“発言”についても、会長が突然、発したものではなかったという。

「あの発言は、工場の幹部だけを集めた会合で、中国人出席者の一人が『日本の侵略戦争についてどう思うか』と質問したのが発端。それが工場内の工員にすぐ伝わり、騒ぎになった。同時に現地メディアがかけつけ、数時間後には配信されていた。あまりにタイミングが良すぎます。ニュースでアルプス電気は『反中企業』のイメージが中国全土に広がり、結果、同社は労使問題で大幅に譲歩せざるを得なくなった」（前出の社員）

　中国人の反日感情を利用した“労働争議ビジネス”だったわけだ。中国事情に詳しいジャーナリストの富坂聰氏はこう分析する。

「’07年に労働契約法が改正された直後、労働者をたきつけて争議を起こさせ、成功報酬で儲けた弁護士がたくさんいた。今では、企業側も対策を立て、労働争議は減っていた。今回の一件は、日系企業との労働争議で、歴史問題を利用して交渉を優位に進めようとする新しい手口と言えます」

　在中の日系企業幹部は、揚げ足をとられないよう、今まで以上に言動に注意しなければいけない。

コメント
01. 2014年9月04日 23:18:07 : AQLSPLIkCw 労働者を単なるコストとみなして、ただ安いだけで中国大陸に移転し、日本の労働者を切り捨てたツケが廻ってきたようだな。日本の労働者は、経営陣の無理難題にも文句を言わず粛々と働くが、このような労働者は日本だけだと言うことを忘れていたようだな。日本の労働者は、経営者に取ってありがたい存在だと言うことに感謝もしなかったから、このような目に遭うのだ。 中国大陸は、かつて悪名高き「文化大革命」が起きた土地だ。国民の不満を一部の者が扇動したら、みんな爆発してしまった。大勢の知識層や富裕層が攻撃され、でかい看板をつけさせられて街中を歩かされた。その先で大衆が暴言を浴びせる。この中国人の性質は、全く変わっていない。 中国大陸に進出した日系企業で働く労働者に、弁護士が焚きつけて争議を起こさせたと言うのは、かつての「文化大革命」が日系企業を舞台に復活しているのだと見なすことができる。労働者が紅衛兵に戻ってしまったのである。 過去の侵略問題にしても、中国大陸では中共政権がこれを扇動し、日本からゆすり、たかる手段として活用しているのである。いくらでも日本企業からふんだくる。いくら破壊しようとも、「愛国無罪」で罰せられない。中共は、このようにして外部に敵を作ることによって、国民の不満をそらしている。中国の歴代王朝には、大衆支配の手段を書いた書物があり、これを参考にして支配者は統治して来た。中共の毛沢東も、この書物を愛読していたと伝えられる。 毛沢東は、かつてはソ連と対立して国民の不満を外部に向けていた。今は日本だ。そのような野蛮きわまる中国大陸に進出した日本の経営者よ、恥を知れ!!
02. 2014年9月05日 11:13:31 : TCwCktZZpU 法と制度の穴を突いてカネを取るのはどこの国の弁護士でも同じ。 油断した企業が悪いし、労働者の価値を賃金で判断して文化も思想も違う 人間を使う企業の自業自得なのだが、今の世の中は個人には異常に厳しくても 企業にはやさしいからな。

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