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日本株はここから「バブル」 (闇株新聞)
http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/251.html
投稿者 五月晴郎 日時 2014 年 9 月 04 日 01:27:53: ulZUCBWYQe7Lk
 

http://yamikabu.blog136.fc2.com/blog-entry-1213.html

2014年09月03日

最初にはっきりとしておきますが、日本株はここから「バブル」なので警戒が必要といっているわけではありません。

 株価でも何でも、価格が上昇するから「バブル」なのです。つまり「バブル」だから儲かるのです。

 「バブル」の定義は難しいのですが(それより真面目に考える意味がありませんが)、理屈で説明できないところまで価格が上昇することです。

 本日(9月2日)の日経平均は192円高の15668円となり、リーマンショック以降の高値だった昨年末の16291円まであと623円(3.8%)となりました。

 昨日も書いたように、年内に2回目の消費増税を決定するまでは(実施は来年10月から)、あらゆる口先介入、マスコミを動員した「景気は順調に回復している」との大合唱、それにいざとなればGPIFへの強権発動でも追加量的緩和でも公的資金を使った円安誘導でも、株式市場に対する政府や日銀による大サービスが続きます。

 本日も早速、内閣改造による積極的な政策への期待とか、明日からの日銀・金融政策決定会合への期待まで盛り上がっていたようです。大臣のクビを何人かスゲ替えるだけで景気が回復するなら、毎月でも改造してみるべきでしょうね。

 現時点で株価が昨年末の水準を下回っている国は、日本とロシア(約18%下落)しかないため、まもなく「日本株は世界的に出遅れ」というコメントもたくさん出てきそうです。

 しかし2回目の消費増税のためだけの政府や日銀の期間限定大サービスが「あからさま」でも、内閣改造までも好材料にしてしまう株式市場が「はしゃぎすぎ」でも、足元の日本経済は1回目の消費増税ですでに「不況」に入っており2回目の消費増税で来年には「大不況」になることが明らかでも、ここからの日本株は危ないと尻ごみをしては収益チャンスを逃がします。

 積極的に参加するべきです。

 なぜなら、日本株はここから「バブル」だからです。

 経験的に「バブル」とは、警戒が必要という評論家がいる間はなかなか破裂しません。むしろ「警戒心が強ければ強いほど膨らむもの」と考えるべきです。もっとも証券会社のコメントは万年強気なので、これも参考にはなりません。

 サブプライムローンを含む米国不動産バブルは、2007年8月にフランス大手銀行のBNPパリバが傘下のMBSファンドを閉鎖した時点で破裂していてもおかしくなかったのですが、実際にリーマン・ブラザーズの破たんを含む大パニックとなったのは1年以上が経過した2008年9月のことでした。

 この時も「私はサブプライムローンを含むMBS市場の崩壊を早くから予見していた」と自慢する評論家があとから山ほどでてきたことからもわかるように、警戒が必要という評論家がいる間は「バブル」は破裂しません。

 逆に、警戒が必要という声が全く聞こえなくなったら、まもなく破裂すると考えるべきです。

 これは決して「やけっぱち」に書いているのではなく、今までの日本株は「バブル」ではなかったので理論的に考えて国際比較も行うべきだったのですが、ここからは「バブル」なので評論家を含む市場参加者の心理状態をしっかりと読むべきであると、投資の判断基準を100%変更する必要があると強調しているのです。

 為替市場でも、アベノミクスが始まった当時の記憶が呼び戻されたのか円安が進み、本日(9月2日)の午後7時過ぎには1ドル=105円台となり、年初の1ドル=105.45円に接近しています。

 ユーロ圏の景気低迷とECBの追加緩和期待(9月4日がECB理事会)からユーロは対ドルで下落しており、ほぼ同時刻に1ユーロ=1.3110ドルの本年最安値をつけました。対円でも137円台半ばと、昨年末の1ユーロ=145.66円にくらべてかなりの「円高」です。

 しかし為替市場は日本株と違い、「バブル」になることはありません。

 為替は円も含めて世界中で取引されており、常に各国の経済状態や金融政策の方向や世界の需給関係を冷静に考えて判断する必要があります。

 少なくとも円は、ここから対ドルでも対ユーロでも、「バブル的」に円安になることはないと警戒すべきです。  

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コメント
 
01. 2014年9月04日 07:35:34 : yM1GOy6Pz6
一つの見識である。

もう一点を加えたい。

停戦ではなく、休戦に達っする前が、危ない。


02. 佐助 2014年9月04日 08:45:02 : YZ1JBFFO77mpI : O6IEwsmU8w
2014年後半は,日本の株式市場は日本政府の暴落させない、という心理的壁に支えられることになる。この「心理的壁」は,アベノミクスであった,だがアベノミクスは第3の矢でポロが出て,1年半の賞味期限切れとなった。そこで,PKO(株価維持政策)のために,国家と地方公務員&私学三共済と130兆円もの年金積立金による株式の運用比率を引き上げる,「心理的壁」で支えられることになる。そしてハゲタカファンドである。あの東南アジアの一国をつぶしたと言われる資金が入る心理的壁でラリーがはじまると言われている。

あくまでも株価なので,世界経済が良くなるわけではない,世界信用縮小恐慌とドル暴落は静かに進んでいます。株価は高値形成の仕掛け的なもので大暴落します。そして世界信用恐慌の二幕・続いて三幕が訪れます。

第一次世界信用恐慌が1929年末に発生した謎を、経済学者は誰一人として解明していない。日本の政府やマスコミ,世界のエコノミストたちは、自国の中小企業や農業が壊滅的打撃を受けても、貿易自由化には絶対に反対しない。にもかかわらず、第二次世界信用恐慌の発生は2007年に不可避だったことを認識もできない。だが通貨はキンの助けを借りなくても、第三次世界信用恐慌の発生を防止することができるが,政府や御用学者と御用マスコミのセイで黙殺・拒絶している。つまり第二次産業革命に大胆にシフトすることを拒絶し政府は遅延させるために,あぐらをかいた企業の消失が避けられなくなる。


03. 2014年9月04日 20:00:26 : s5Kjik8Was
株価がどんな水準になっても、そのときにはそれを合理的にもっともらしく説明する理屈がついてくる。だからどんな見解であれそれを述べる自由はある。

ただいつも方向を的中させることが出来ないだけ。


04. 2014年9月05日 13:19:36 : FfzzRIbxkp
日銀総裁を首相が選んじゃったり、

独立行政法人化したはずの年金の扱いを厚生労働大臣が やかましかったりしたら、

政府によるインサイダーとか受託収賄だとか、摘発しまくりじゃないの。

日本の警察機関が動かないなら、国際犯罪として国際機関に捜査してもらえるといいのに。


05. 2014年9月06日 16:07:30 : 67AIOGmB2M
日本株がバブル?
そう思うならいちいち言わずに黙って仕込んどけばいい
偉そうに世間に宣言するなら外れたら切腹してもらいましょう
自分の命かけて言う
それくらいの覚悟もって言ってる?
ふざけんじゃないよ!

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