01. 2014年9月03日 09:28:14
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以前の民間予測に近づいたなhttp://www.nikkei.com/article/DGXLASFL30H9Q_Q4A730C1000000/ 4〜6月期GDP、民間予測年率8.0%減 7〜9月期回復度合いは見方分かれる 2014/7/30 20:00 内閣府が8月13日に発表する2014年4〜6月期の実質国内総生産(GDP)速報値について民間調査機関は、消費増税に伴う駆け込み需要の反動を受けて、7四半期ぶりのマイナスに転じるとの見方で一致している。日経QUICKニュース社が30日19時時点でまとめた民間調査機関6社の予測の中央値は前期比2.0%減、年率換算で8.0%減だった。 個人消費は耐久消費財を中心に回復が鈍かったとみられ、各エコノミストとも3〜5%程度の大幅な減少を見込んだ。駆け込み需要の反動に加えて、物価上昇で実質所得が減少したことによる消費者心理の悪化が指数を押し下げたようだ。 今後の焦点は7〜9月期の実質GDPがどうなるか。市場で優勢なのが、反動減が一巡して回復に向かうとのシナリオだ。三菱総合研究所の森重彰浩エコノミストは前期比で1.0%程度のプラスになるとみる。「個人消費が持ち直すことで10〜12月期にかけて本来の成長軌道に戻るのではないか」と見ていた。 順調な回復シナリオに対して慎重な見方もある。SMBC日興証券の宮前耕也シニアエコノミストは「駆け込み需要が出ないはずの生鮮食品が回復しておらず、実質所得の減少が影響している可能性がある」と指摘。「個人消費は7〜9月期も前期比横ばいにとどまるか回復方向に向かうか微妙なところ」として、実質GDPの先行きについて楽観はしていなかった。 ◎主な民間調査機関の4〜6月期予測一覧 実質成長率 個人 設備 外需 前期比 年率 消費 投資 寄与度 三菱総合研究所 ▲1.6 ▲6.1 ▲3.1 ▲4.1 0.7 第一生命経済研究所 ▲1.7 ▲6.8 ▲4.5 ▲2.5 0.7 SMBC日興証券 ▲2.0 ▲7.9 ▲4.6 ▲2.5 0.8 UBS証券 ▲2.1 ▲8.2 ▲4.0 ▲3.7 0.5 三井住友アセット マネジメント ▲2.3 ▲8.9 ▲5.1 ▲2.0 0.6 大和総研 ▲2.4 ▲9.3 ▲4.1 ▲6.8 0.6 ――――――――――――――――――――――――――――――― 予測中央値 ▲2.0 ▲8.0 ▲4.3 ▲3.1 0.6 1〜3月期(改定値) 1.6 6.7 2.2 7.6 ▲0.3 (注)単位は%(寄与度はポイント)、▲はマイナス。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕 http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL01H7O_R00C14A9000000/ 4〜6月期GDP改定、民間予測にばらつき 中央値は速報と同じ 2014/9/1 18:33 内閣府が8日発表する2014年4〜6月期の国内総生産(GDP)改定値は、速報段階からの修正を巡って民間予測の見方が分かれた。日経QUICKニュースが1日17時までに集計した民間10社の予測中央値は物価変動の影響を除いた実質で前期比年率6.8%減となり、速報段階と同じだった。しかし内訳をみると上方修正が5社、下方修正が5社と拮抗しており、ばらつきがある。 改定値では法人企業統計の結果などが反映される。財務省が1日公表した4〜6月期の法人企業統計によると、ソフトウエアを除く全産業の設備投資額は前年同期比1.9%増の7兆7749億円。季節要因を除いて1〜3月期と比べると1.8%減だった。これを受けて民間エコノミストはGDPベースの設備投資(速報段階2.5%減)が前期比3.2%減に下方修正されるとの見方を強めている。 それでもGDP全体を見渡すと、改定値が上方修正されるとみる会社が10社中5社に上る。法人企業統計の在庫投資を受け、民間在庫寄与度の見直しが設備投資の押し下げ要因を打ち消すとの予想からだ。GDPの速報段階で数字を仮置きしていた原材料在庫などが上振れたのとシナリオだが、見方は分かれる。GDPの下方修正を予測する5社は、設備投資の下振れがそのまま全体を押し下げるとの予想が多い。 ◎主な民間調査機関の予測一覧 実質成長率 設備 民間在庫 公共 前期比 年率 投資 寄与度 投資 三菱UFJモルガン・ スタンレー証券 ▲1.5 ▲6.1 ▲3.5 1.1 ▲0.9 大和総研 ▲1.6 ▲6.4 ▲3.0 1.1 ▲0.5 バークレイズ証券 ▲1.7 ▲6.5 ▲2.6 1.1 ▲0.5 三菱UFJリサーチ& コンサルティング ▲1.7 ▲6.6 ▲3.8 1.2 ▲0.6 モルガン・スタンレー MUFG証券 ▲1.7 ▲6.7 ▲2.2 0.8 0.2 SMBC日興証券 ▲1.7 ▲6.9 ▲2.8 1.1 ▲0.5 BNPパリバ証券 ▲1.8 ▲7.0 ▲3.0 1.0 ▲0.6 明治安田生命 ▲1.8 ▲7.1 ▲3.8 1.1 ▲0.3 日本総合研究所 ▲2.0 ▲7.7 ▲4.1 0.8 ▲0.3 第一生命経済研究所 ▲2.1 ▲8.3 ▲5.0 1.0 ▲1,2 ――――――――――――――――――――――――――――――― 予測中央値 ▲1.7 ▲6.8 ▲3.2 1.1 ▲0.5 4〜6月期(速報値) ▲1.7 ▲6.8 ▲2.5 1.0 ▲0.5 (注)単位は%(寄与度はポイント)、▲はマイナス。 〔日経QUICKニュース(NQN)〕 |