http://www.asyura2.com/14/hasan90/msg/140.html
Tweet |
次々に衣替え/(C)日刊ゲンダイ
ホテル転用の実績も…代ゼミが本腰を入れる不動産業の勝算
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/152908
2014年8月28日 日刊ゲンダイ
全国27カ所あった校舎を7カ所に縮小する大手予備校の「代々木ゼミナール」の不動産事業に注目が集まっている。
すでに「ホテルカンラ京都」(旧代ゼミ京都校別館)、「ホテルアンテルーム京都」(旧代ゼミ予備校独身寮)、商業施設「代々木ビレッジ」(代ゼミ本部校の旧校舎跡地)など、“校舎転用”の実績があり、旧札幌校は、貸会議室国内最大手のティーケーピー(東京)に貸し出している。
現在建て替え中の代ゼミ名古屋本館(2016年竣工予定)は、「ホテル名鉄イン」との複合ビルになる予定だ。
「基本的に不動産は自社グループで保有。予備校以外としても活用できるデザイン性のある建築や駅前でアクセスがいい校舎が多く、最初から“用地転換”を意識していたのでは、なんて噂もありました」(教育業界関係者)
■中内ダイエーを彷彿
ネットでは、「先見性がある」と称賛の声まで上がっている。代々木ゼミナールに問い合わせると、「閉校する校舎についてはまったくの未定」(広報企画部)というが、不動産業はうまくいくのか。経済ジャーナリストの小宮和行氏は厳しくこう言う。
「代ゼミを運営する高宮学園は、創業者の高宮行男氏の時代から、実態は不動産業。かつての中内功氏時代のダイエーと重なるものがありますね。全国でいくつも土地を購入し、つまるところ用地転換も一族の資産防衛でしょう。ただ、大型の教室をみても、今後の少子化による生徒数減少を“予測”できていたとは思えません。教育を看板にするのであれば、これ以上、ホテルや貸しビル業にシフトすると、結局、本業がブレてしまう。今の戦略では、うまくいく保証がないです」
予備校事業の縮小は吉と出るのか。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。