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一挙に20校閉鎖/(C)日刊ゲンダイ
「代ゼミ」縮小&模試廃止は序章…予備校を襲う“極寒の時代”
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/152849
2014年8月26日 日刊ゲンダイ
大手予備校の「代々木ゼミナール」が、来年3月末で全国27カ所あった校舎を7カ所に縮小する。来年4月以降には、全国模試を廃止するとも一部で報じられている。
「縮小そのものより、模試から手を引くことは驚きです。予備校は偏差値を付けることが存在価値のひとつであり、模試は生命線です。偏差値情報を学校に伝えられないのは痛いはずです」(業界関係者)
1957年に開校した代ゼミは、3大予備校として、駿台予備学校、河合塾と並ぶ。
「背景には、少子化に加え、学生の現役志向があります。大学側も現役生に有利な選考方法を増やしていて、難関大の現役合格率が高くなったのは、推薦やAO入試が増えたからといわれています。私大や地方の国公立にとどまらず、東大までもが推薦入試を始めようとしているくらいです。景気の悪化で経済的に浪人させられない家庭が増加し、浪人生が激減しています。今後も、“浪人生頼み”で伸びてきた予備校の規模縮小は避けられないでしょう」(教育ジャーナリスト・小林哲夫氏)
ならば現役合格がウリの予備校は追い風なのか。代表例は「東進ハイスクール」で、地方でも有名講師の授業を受けられる衛星予備校のスタイルが主流になりつつある。が、こちらも先行きは不透明だという。
「衛星予備校も、今がピークでしょう。少子化で学生数が増えないだけでなく、高校は公立、私立問わず、予備校に引けをとらない夏季講習をしている。夏休みが1週間もないような高校の進学クラスもあります。予備校が生き残るには、私立中や高校を目指す小中学生へのシフト。もしくは、数少ない浪人生を取り込むため、東大や難関大志望者のための実績を伴ったコースをつくれるか、でしょうね」(小林哲夫氏)
受験業界も様変わりしている。
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