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制裁中にロシアと関係強化?
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/
2014年08月22日 NEVADAブログ
自民党の中にはサハリンから北海道経由で関東までパイプラインを引いてロシア産天然ガスを導入しようとする動きがあると一部で報じられていますが、そのような動きはアメリカ・ヨーロッパからすれば『裏切り者』となります。
総投資額で6000億円にもなるとのことですが、ロシアからすれば、西側を切り崩す格好の¨餌¨になります。
プーチン大統領の訪日を実現したいのなら、パイプライン建設を実行に移し、中国とのように向こう40年間の供給契約を結ぼうではないかと言われれば、どうなるでしょうか?
プーチン大統領訪日の際に調印しようではないかと言われれば、日本はどうでるでしょうか?
『どうせ制裁もそのうちに腰砕けになるのだから、今のうちにロシアとの関係を強化しておくべきだ』と考えたのでしょうが、ロシアとのパイプラインを繋げば、計算上は(全て併せれば)天然ガスの60%近くをロシア産に依存することになりかねないのです。
日本のエネルギー源の一つをロシアが握ることになりかねないのです。
そしてアメリカはどうでるでしょうか?
裏切り者日本にはシェールガスを輸出するなという法案が議会に提出され、ロシア制裁を無効にした日本への制裁を考えるべきとなれば、日本はアメリカ市場を失うこともあり得ます。
また、西側(特にフランス)は何としてもロシア制裁をやめたいのですが、振り上げた拳をどう下ろしてよいか考えているところに、そこに日本が抜け駆け的な制裁破りをやれば、日本に責任を押し付けて、ロシア制裁解除に世界は走り出します。
日本が悪者になります。
これは中国からしても願ってもないことですし、ロシアからしましてもどちらに転びましても損はありません。
日本向け天然ガスがバカ高い価格で売れればそれはそれでよいことですし、売れなくても中国、北朝鮮、韓国に国際価格で売れればよい訳であり損はありません。
日本を叩くには最適な今回の動きですが、自民党の中に『ユダ』がいるのでしょうか?
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