http://www.asyura2.com/14/hasan89/msg/856.html
Tweet |
備えあれば憂い和らぐ/(C)日刊ゲンダイ
各地で水害多発 浸水に備える「住宅総合保険」「新型保険」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/152752
2014年8月22日 日刊ゲンダイ
日本各地で大雨の被害が相次いでいる。京都の福知山市では2400世帯超が浸水被害に遭い、広島市では死者行方不明者40人以上という大惨禍に見舞われた。ここ数年、各地で異常気象が続くが、中でも多いのが水災被害だ。こうした自然災害で最悪の状況に追い込まれた時、心強い“助っ人”になるのが火災保険。名前こそ「火災」だが、洪水や高潮などの水災(津波は対象外)も、一部損害を補償してくれる。
「一般的な『住宅総合保険』の場合は、損害の程度に応じて損害額(あるいは契約額の低い方)の最高70%まで補償されます。もちろん、保険対象には家屋のほか、テレビ、家具、衣類などの家財も含まれます。それ以上の補償を求められるのなら、損保各社の“新型保険”に加入することをお勧めします。中には100%補償されるタイプもあります」(日本損害保険協会担当者)
■補償の有無は「床上浸水」かどうか
「住宅総合保険」の補償対象となるのは床上浸水のみ。床下浸水は対象外(地盤から45センチ以上の浸水はOK)だから注意が必要だ。
となれば、各社の“新型保険”の中身が気になる。
例えば、全労済の場合、一般的な「火災共済」の風水災の支払限度額は300万円だが、「自然災害共済」(大型タイプ)のオプションを付けると、最高4200万円まで支払われる。
家が全壊するような水災は、大雨で川が氾濫するような事態でもなければ起きないが、川沿いに自宅を建てた人は考えておきたい。地すべりやがけ崩れなどの「土砂崩れ」も立派な水害で、これも補償の対象だ。
旧来型の「住宅火災保険」は水災が補償されないから、心配な人は新たな保険に入り直した方がいい。
自動車が水没してしまった場合はどうか? なにしろ、都内にはゲリラ豪雨などで排水が追いつかず、冠水してしまう可能性のある道路の注意箇所が合計131カ所もある(表右)。
冠水したガード下などの道路をスピード任せで「エイヤ!」とばかりに突き進み、途中で立ち往生…。テレビでよく映るシーンだ。
「この場合でもドライバーの過失は問われず、オールリスクを補償するタイプの自動車保険であれば、修理代を補償します(一部自己負担あり)。エンジンまでつかるなどで修理不能となった場合や、修理代が保険金額を超えた場合は全損となり、自己負担ゼロ円で設定した保険金額が支払われます」(ソニー損保広報担当者)
マンションの地下駐車場が水没して故障してしまった場合も補償の対象だ。
ちなみに、自然災害には「雷」が付きもの。先述の一般的な「住宅総合保険」なら補償範囲内。落雷で故障したパソコンなどの家電も修理代が出る。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。