http://www.asyura2.com/14/hasan89/msg/851.html
Tweet |
「チャイナプラスワン」加速か 日本勢、戦略見直しも 中国「外資たたき」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140821/frn1408211642012-n1.htm
2014.08.21 夕刊フジ
中国当局から独占禁止法違反による制裁金の支払い命令を受け、日本の自動車部品メーカー12社は「再発防止に万全を期す」(デンソー)など謝罪のコメントを相次いで発表した。過去に日米欧で摘発を受けた企業も多く、法令順守の徹底は急務だ。ただ、中国当局は外資系企業に対して、同法違反での調査を強化しており、「外資たたき」との見方もある。自動車メーカーを含むより大規模な事案に発展すれば、各社の対中戦略に影響を及ぼす可能性もある。
今回摘発を受けたベアリング業界は今年3月にも欧州連合(EU)欧州委員会から制裁金の支払いを命じられた。ワイヤーハーネスも日米の独禁法当局から摘発を受けた過去がある。
制裁金は最高額の住友電気工業で約48億円に上り、業績予想の下方修正を迫られる社が出る恐れもある。
一方、中国当局の摘発は、海外ブランドに押されて伸び悩む国内メーカーの保護や、世論の支持を狙ったものだとの指摘もあり、進出企業は新たな不安要素と捉える向きもある。
尖閣諸島(沖縄県石垣市)をめぐる日中関係の悪化で落ち込んだ中国での販売は回復してきたが、自動車大手幹部は今回の摘発で「中国の政治リスクを再認識させられた」と話す。
世界最大の自動車市場に育った中国市場だが、今回のような制裁が続けば、すでに一部の企業が動き出している、中国以外の国にも拠点を設ける「チャイナプラスワン」が加速する可能性もありそうだ。(田辺裕晶)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。