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写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ
円安も影響…中国人が都心のマンションを買い漁っている
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/152673
2014年8月19日 日刊ゲンダイ
2020年の東京オリンピック開催に向け、早くも不動産が動き出し始めた。とくに中国人の買いが目立っている。マンションのモデルルームをのぞくと、中国人の姿がチラホラ。最近は中国人を呼び込もうと、大京、三菱地所レジデンス、東急不動産、三井不動産などが台湾や香港の不動産仲介会社と提携する例もある。中国人は、どんな条件の物件を狙っているのか。
6年後の東京五輪で、選手村予定地になっている場所の目の前に建設中の「ザ・パークハウス晴海タワーズ」。そのモデルルームは、中国語の通訳の声が響いていた。
都内の不動産価格は、上海や台湾の台北などに比べて相対的に安く、これに最近の円安も加わって、中国人の購入意欲が高まっているのだ。
中国人向け不動産仲介を行う「ユーエスマネジメンツ」(池袋)の担当者が言う。
「予算は1億円くらいで、投資目的にマンションなどを探している中国人は多い。先月も港区の2億3000万円、中央区の2億円の物件を売ったばかりです」
当然ながら、都内でマンションを買おうとするくらいの中国人は、不動産に対してもそれなりの目利きが多い。彼らが購入したがる物件は、それすなわち優良物件の可能性が高いといっていいだろう。
■皇居が見える物件が好み
「中国人に人気のマンションは、確かに価格が下がりにくい傾向があります。また、日本の人口が減少していく中、将来的に中古物件を買ってくれる可能性は大いにある。つまり、中国人が好みそうなマンションを選べば、資産価値も保てることになります」(不動産市場分析会社「スタイルアクト」沖有人代表)
都心の不動産選びは、“中国人目線”も必要になってくるわけだ。彼らが好むマンションの条件とは――。
沖代表によると、まず「新宿」「六本木」「品川」など、中国でも名の知られた住所にある物件が好まれるという。マンション名にもそれらの地名が付いていた方がベター。
「どんな物件を欲しがっているのかを、台湾などの大手不動産仲介会社などのHPをのぞいて、参考にする方法もあります。実は都内の新築・中古マンション、一戸建ての情報が盛りだくさんで、中国の人の好きな物件の傾向がわかるでしょう」(沖代表)
中国語で不動産は「房屋」。この文字でネット検索すると、いくつかの不動産会社が出てくる。そして、中国人に好まれる絶対条件がコレだ。
「中国の方はなぜか日本の皇室への関心が強く、皇居が見えるような物件をとても好みます。必然的に高額物件になりますが、値上がりを期待するならそういう物件が狙い目になります」(沖代表)
スカイツリーやレインボーブリッジの夜景より、“皇居”がキーワードだ。
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