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泣きっ面に鶏肉「マクドナルド」が消した業績予想〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140813-00010002-shincho-bus_all
“デフレの勝ち組”ともてはやされたのも、今は昔。厳しい状況に置かれているのが、日本マクドナルドだ。
「2012年12月期、13年12月期と2期連続で減収減益。しかも14年12月期の通期業績予想も、連結売上高を2500億円と、前期実績よりも低く見積もるほどです」(経済部記者)
昨年8月に事業会社の社長に就任したサラ・カサノバ氏(49)を、この3月には日本マクドナルドホールディングス社長にも据え、立て直しを図った。
「日経平均が下がっていた時期にも拘らず、日本マクドナルドHD株は6月10日には2965円という値をつけ、2月から460円以上も上げた。期待感もあったのでしょう」(株式評論家の植木靖男氏)
だが業績は思うように回復しない。7月29日に発表した今年1〜6月期の売上高は3・9%減の2378億円。純利益にいたっては59%減の18億5000万円と、厳しい数字が並んだ。そこに発覚したのが、上海福喜食品の期限切れ食肉使用問題だった。まさに“泣きっ面に鶏肉”である。
「問題発覚後、売上高が計画の15〜20%も減っているそうです」(先の記者)
そしてとうとう、今期の通期業績予想を“修正”という形で“撤回”したのだ。
「事業環境の厳しさに加え、信頼回復のための投資増などにより、合理的な見積もりができないため、数字を未定といたしました」(日本マクドナルドHD)
異常事態である。
「日銭を稼ぐ業態ですから、顧客離れが一段落すれば、ある程度の予想は立つはず。それができないのは、顧客減少に歯止めがかかっていないのでしょう」(植木氏)
まさかの“日本撤退”のウワサまで飛び出すマクドナルド。いつ先が見える?
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