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急落したドイツ株式指数と暴落したアメリカ株
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4726292.html
2014年08月13日 NEVADAブログ
ドイツ株式市場(DAX)は1.21%急落して終わっています。
(フランス株式は0.85%下落)
これは経済指標の悪化が原因であり、再度9000ポイント割れを視野に入れて来ています。
また、アメリカではニューヨークダウはほとんど動きはありませんでしたが、個別銘柄では暴落する銘柄が相次いで出てきており、警戒モードが出てきていました。
ファッション関連であるケイトスペードは利益率が縮小するとして27%暴落し、飲食関連では新規公開されたエルポヨロコが19%暴落しています。
高値から一気に叩き売られたもので市場参加者が我先に逃げようとした結果が暴落につながったものです。
ニューヨークダウはまだ高い位置にありますが、だからこそ皆が我先に逃げ出そうと思った時には暴落となる可能性があるのです。
ヨーロッパ経済の悪化とロシア制裁合戦は世界を大不況に陥れることになりますが、それを誰も止めることは出来ません。
ロシアは中国という巨大市場を獲得していますので、制裁合戦となりましても何ら影響はありませんが、西側は違います。
西側はロシアだけではなく中国市場をも失うリスクに直面しているからです。
さらにロシア上空通過禁止ないしは上空通過料の大幅引き上げとなれば、西側の航空会社は経営危機に陥ることもあり得ます。
特にドイツのルフトハンザは狙い撃ちにあうこともあり舞えます。
またこの冬に西側に対して天然ガスの供給削減や価格引き上げとなるはずであり、ドイツの工業はかなりの打撃を受けることになります。
ロシア・中国連合を相手にして勝てる国はあるでしょうか?
世界地図を拡げて、ロシア・中国を赤く塗ればその国土の巨大さを知ることが出来ます。
以前、ロシアの外交官はこのように言っていました。
『ロシアとロシア連邦を赤く塗り、その赤がアジアに広がれば(これは中国を指します)、世界情勢は一変するだろう』と。
今、その赤がアジアに拡がって来ています。
日本は中国との関係を早急に改善しませんと、この赤に飲み込まれてしまいます。
勿論、対等に近い関係を築く必要があります。
来月から相次いで、中国人資産家(巨大企業の幹部)と会談を持ち、ビジネス関係を構築することになっており、このような民間から日中間の関係改善ができればと思っています。
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