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写真はイメージ/(C)日刊ゲンダイ
サラリーマンが堂々と夏休みを取るための「アノ手コノ手」
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/152506
2014年8月12日 日刊ゲンダイ
夏休みはサラリーマンの当然の権利なのに、「取りにくい」と感じている人が多いことが分かった。ホテル予約サイト「ホテルズドットコム」が20〜50代の会社員200人に調査したところ、「『夏休みが取りにくい』と思ったことがある」と答えた男性は38%に上った。猛暑の中を働いている上司や同僚を尻目にバケーションを楽しむのは気が引けるというわけだ。
「そんな人は夏休みの前に根回しをしてください」とは、人事コンサルタントの菅野宏三氏だ。
「飲み会などで“夏休みは何をする?”と切り出し、上司や同僚の話を聞きながら、自分がどこに旅行したがっているかを告げるのです。これで旅行が公認になるし、上司も“旅行どうだった?”と笑って聞いてくれる。それでも気がとがめる人は“初日は他社の商品展示会を偵察に行く”などと休み中も仕事をする旨を伝えるのです」
夏休みの前にサービス残業をするのも効果的だ。休暇のために頑張っている姿を見せれば、周囲も好意的にとらえてくれる。豪華な海外旅行をする人は「家でゴロゴロする」とウソをついてもいい。
「夏休みに何をするかを会社に報告する義務はありません。ウソも方便です。ハワイなどで日焼けしたら、“子供と一緒にプールに行った”と言ってください。担当している仕事は同僚や部下と情報を共有し、休み中にトラブルが起きても誰かが処理できる態勢を整えておく。仕事の手順をメールするとき、上司も読めるようCCメールで送っておけば、ちゃんと準備をしていることをアピールできます」(前出の菅野氏)
これで堂々と休める。
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