イタリア銀行株の急落
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4725268.html
2014年08月11日　NEVADAブログ

昨年公的資金での救済を受けましたイタリアの金融機関である【モンテ・ディ・パスキ・ディ・シエナ】株が８.３％急落しており、この理由は、第２四半期の損失額が予想より拡大したためとされていますが、これだけの金融緩和をしていながら利益をあげる事が出来ない銀行は、不良債権が溜まり続けていると言え、デフレが進む今のヨーロッパでは、いつ再度経営危機が勃発するかわかりません。

長引く低金利・景気後退でヨーロッパの金融機関の体力が弱って来ており、ＥＣＢが導入しました毒薬である《マイナス金利》でまともな収益もあげる事が出来ない事態になって来ており、いつ複数の金融機関が経営危機に陥るかわからない事態になって来ています。

ヨーロッパは今や危機的金融情勢になりつつあります。

ドイツ株式（ＤＡＸ）指数は金曜日には一時的に９０００ポイントの大台を割り込み引けではかろうじて大台を守りましたが、いつ大きく割り込んでも不思議ではありません。

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