http://www.asyura2.com/14/hasan89/msg/661.html
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(回答先: なぜ銀行は預金を集めたがるのか 投稿者 JPLAW 日時 2014 年 8 月 08 日 12:34:53)
参考文献
G・エドワード・グリフィン「マネーを生みだす怪物」
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9E%E3%83%8D%E3%83%BC%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%BF%E3%81%A0%E3%81%99%E6%80%AA%E7%89%A9-%E2%80%95%E9%80%A3%E9%82%A6%E6%BA%96%E5%82%99%E5%88%B6%E5%BA%A6%E3%81%A8%E3%81%84%E3%81%86%E5%A3%AE%E5%A4%A7%E3%81%AA%E8%A9%90%E6%AC%BA%E3%82%B7%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%A0-%E3%82%A8%E3%83%89%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%B3/dp/4794214545/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8
この本は、「全員が借金を返済すればこの世からお金が消えてなくなる」という現実を教えてくれます。著者は金属貨幣主義者ですが、これは単なる妄想だと考えます。
リチャード・A・ヴェルナー「円の支配者」
http://www.amazon.co.jp/%E5%86%86%E3%81%AE%E6%94%AF%E9%85%8D%E8%80%85-%E8%AA%B0%E3%81%8C%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%82%92%E5%B4%A9%E5%A3%8A%E3%81%95%E3%81%9B%E3%81%9F%E3%81%AE%E3%81%8B-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89-A-%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%BC/dp/4794210574/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8
日銀・市中銀行職員に著者が直接インタビューして、日銀最上層部が貨幣発行量を完全にコントロールしているという事実を実証した素晴らしい本です。
リチャード・A・ヴェルナー「虚構の終焉」
http://www.amazon.co.jp/%E8%99%9A%E6%A7%8B%E3%81%AE%E7%B5%82%E7%84%89%E2%80%95%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E7%B5%8C%E6%B8%88%E3%80%8C%E6%96%B0%E3%83%91%E3%83%A9%E3%83%80%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%80%8D%E3%81%AE%E5%B9%95%E9%96%8B%E3%81%91-%E3%83%AA%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%BBA-%E3%83%B4%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8A%E3%83%BC/dp/4569627145/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8
この本はかなり専門的であり、当方にはわからないところも多々あります。しかし、「自由主義経済学」がいかにデタラメかを教えてくれるところが最も重要だと思います。少し書いておきます。
自由主義経済が最も効率的であることを保証するのは、『全ての人が、全ての情報について知っている』という前提条件があるそうです。
これを聞いて腰を抜かさない人がいるでしょうか。貸し・借りを仲介する金融業、売買・貸借を仲介する不動産業、買い手を探す広告業、・・・これらは全て私たちが完全な情報を持っていないからこそ成立する業務です。こういう業務はこれからも人間社会が続く限り永遠に成立することでしょう。
つまり、「自由主義経済学」は出発点が現実から乖離している《虚構》の妄想学問なわけです。
さらにダメオシです。自由主義経済学者は『誰もが完全な情報を持っていれば、貨幣は必要ない』と主張しています。確かにその通りですが、上の主張と合わせて、狂っているとしか言いようがないですね。
こういう狂人が現代の社会の経済政策をリードしているわけです。現在の人間社会が狂っている理由がよくわかります。
シルヴィオ・ゲゼル「自由地と自由貨幣による自然的経済秩序」
http://www.amazon.co.jp/%E8%87%AA%E7%94%B1%E5%9C%B0%E3%81%A8%E8%87%AA%E7%94%B1%E8%B2%A8%E5%B9%A3%E3%81%AB%E3%82%88%E3%82%8B%E8%87%AA%E7%84%B6%E7%9A%84%E7%B5%8C%E6%B8%88%E7%A7%A9%E5%BA%8F-%E3%82%B7%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%AA-%E3%82%B2%E3%82%BC%E3%83%AB/dp/4827203318/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8
有名なゲゼルの本です。『自然』な=現実に基づいたお金のあり方を説いた本です。なお、ゲゼルは人生後半で「無政府主義者」的になったそうです。無政府主義と聞いて、あなたは腰が引けますか? 当方も昔はそうでした。しかし、現在は私も胸を張って、無政府主義こそ最も地球生態系の《現実》に沿った自然なものだと主張できます。
ジュリアン・ジェインズ「神々の沈黙」
http://www.amazon.co.jp/%E7%A5%9E%E3%80%85%E3%81%AE%E6%B2%88%E9%BB%99%E2%80%95%E6%84%8F%E8%AD%98%E3%81%AE%E8%AA%95%E7%94%9F%E3%81%A8%E6%96%87%E6%98%8E%E3%81%AE%E8%88%88%E4%BA%A1-%E3%82%B8%E3%83%A5%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%B3-%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BA/dp/4314009780/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8
この本は経済学の本ではありません。将来のことをあれこれ気に病むのは地球上の生物で「意識を持つ」人間だけです。この意識とは何か、意識はどのように発現したか。これを《実証的》に解明したのが本書です。マネーも人間の意識が作り出したものです。マネーを理解する上で重要な本だと思います。
なお、インターネット上ではこの本を「奇書」とけなす文書がありますが、現実より世間の「常識」をありがたがる「常識人」のたわごとです。実際は徹頭徹尾、実証的に書かれた素晴らしい本です。(一部インテリぶった鼻につくところもありますが、極わずかですから目をつぶりましょう。)
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