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株価1万5000円割れ アベノミクス売りが始まった(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/hasan89/msg/654.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 8 月 10 日 08:12:05: igsppGRN/E9PQ
 

          支持率も下落/(C)日刊ゲンダイ


株価1万5000円割れ アベノミクス売りが始まった
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/152484
2014年8月10日 日刊ゲンダイ


 日経平均株価が1万5000円を割り込んだ。8日の前日比454円もの下げ幅は今年4番目の大きさだ。その原因は「ウクライナやイラク情勢など地政学的リスクの高まり」との解説がまかり通っているが、デタラメだ。これは「アベノミクス売り」が本格的に始まったことを意味する。

 この日、財務省が発表した国際収支統計で、今年上半期の経常収支が、比較できる85年以降、上半期として初の赤字となることが分かった。13年下半期も赤字だったから、これで2期連続。主な原因は輸入コストの増加だ。異次元緩和による円安政策でも輸出は一向に増えず、コスト増だけが膨らんだ。日本の富が海外に流出し続けているのだ。

「経常赤字が市場に与えたインパクトは大きい。市場関係者は、想定外の下落が起きてワケがわからず、『地政学的なリスク』などというもっともらしい理由をつけたのでしょうが、まず、8時50分に経常収支の赤字が発表され、衝撃が広がった。午前9時半時点でおよそ200円下げていました。オバマ大統領がイラクへの限定空爆を発表したのはその後で、日本時間の午前10時半です。これも、あえてNY市場が閉じた時間に声明を出したわけで、その時間に開いている東京市場を直撃するのは分かっていたはずです」(RFSマネジメント・チーフエコノミストの田代秀敏氏)

■理研・笹井氏の自殺も拍車

 売りが売りを呼ぶ展開には、理化学研究所の笹井副センター長の自殺も投資家心理に影響を与えているという。

「この事件で、今年1月に安倍首相が理研を視察した際の写真が海外で大々的に報じられました。理研の野依理事長、iPS細胞の山中京大教授という2人のノーベル賞受賞学者の前で、笹井副センター長が安倍首相に再生医療について説明している写真です。アベノミクスの成長戦略で唯一、中身のある話が再生医療だったのに、笹井氏の自殺で再生医療はお先真っ暗、アベノミクスは大失敗という印象を海外投資家に与えた。それも日本売りにつながりました」(田代秀敏氏)

 アベノミクスが続く限り、貿易赤字の定着は確実で、このままでは通年でも初の赤字に転落する可能性が高い。そうなると、いよいよヤバイ。株価は今以上に下がるし、国内でカネが回らなくなって、日本国債も暴落の危機。その先にあるのは財政破綻だ。


 

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コメント
 
01. 2014年8月10日 11:46:27 : Ehd9QabHid
自業自得

02. 2014年8月10日 17:32:41 : FGyGJ1TwO2
ウクライナで何が有ったって日本に地政学的問題が発生するとは思えない、デタラメな解説を垂れ流す経済新聞をなんとかしなければ。

03. ひでしゃん 2014年8月10日 21:55:59 : dsqbUTCLpgzpY : l9iSwseQ8k
上げても下げても儲かる証券会社
ヘッジファンドは確実に利益を積み上げる
日本の富が合法的に奪われ流出する
アベノミクスは浜矩子先生のお説のとおりアホノミクスだった
アホの安倍晋三を取り巻くエセ経済学者が賢くなかったことを証明しただけの話

04. 2014年8月10日 22:30:21 : Bvw5TZ0DZE
公的年金、株式運用の上限撤廃 20%台に拡大へ
2014/8/10 2:00日本経済新聞

 公的年金を運用する年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、国内株式の保有上限を撤廃したことが分かった。5日に開いたGPIFの運用委員会で決めた。約130兆円ある全資産の18%までと定めていた上限を超えても買い増せるようになる。9月に新たな資産割合を決めるまでの暫定措置で、9月以降は国内株式の割合を20%台に増やす。

 国内株式の運用比率を1ポイント増やせば1兆円強の買いが発生する。仮に3月末実績の16%から20%に高めると、約5兆円の買いに相当する。上限の撤廃により、より円滑に目標に近づけられる。

 GPIFはあらかじめ「資産構成割合の目安」を決めて、運用している。ただ、相場の急変などに備え、一定の幅の範囲内で、目安から離れることも認めていた。

 例えば、国内株式の場合、目安は12%だが、上下に6%分の幅を認め、保有割合が6〜18%ならば許容している。ただ、18%を超えて買い増すことはできなかった。

 5日の運用委員会では海外株式や国内・海外債券のいずれについても上限と下限を9月まで取り払うことを決めた。

 国内債券については現在の60%から40%台に大幅に落とす方針だ。今の仕組みでは最低でも52%持つ必要があった。下限をなくせば、国債も売りやすくなる。

http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS0900U_Z00C14A8MM8000/


05. 2014年8月10日 22:45:58 : GIJVAwlwGc
実態に 合わぬ株価の 高転び
マスゴミ隠す 真の原因

06. 2014年8月10日 23:55:25 : UQ4KPjZ6Og
4月以後、消費税増税で国内の個人消費が大きく落ち込んでいる。それで株価がどうなるかは各自個人で考えましょう。

07. 2014年8月11日 08:47:46 : Fd5PlbXNMj
ドアホノミクスク大失敗 経済素人でも最初からわかっていた結末だがな

T中バカ蔵も自殺だな、こりゃ


08. 2014年8月11日 11:11:56 : pFWzGtBEzo
アベノミクスのインチキがやっとばれてきたな
阿倍コベは何をやっても結局阿倍コベなのだ
円は下げるな:日本の価値が下がるだけだ
消費税は上げるな:国民の生活が苦しくなり当然景気も悪化する
戦争を仕掛けるな:外国に嫌われ、海外旅行はできなくなる
豪華世界旅行は止めよ:無駄遣いをし、金をばら撒く、そんな余裕は今の日本にはない
中国を敵視するな:巨大市場を外国企業に奪われている

まあ、不買運動でもして政権から追い出すことだ


09. 2014年8月11日 14:01:06 : RBwpNd35rg
マネーストックM3、6カ月連続で前年比伸び縮小
2014年 08月 11日 10:14 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0GB02820140811&channelName=topNews#a=1
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[東京 11日 ロイター] - 日銀が11日発表した7月のマネーストック統計によると、指標となるM3は前年比2.4%増となり、6カ月連続で伸びが縮小した。所得税収拡大による民間から政府への資金吸収拡大や、銀行貸し出しの伸び鈍化による預金の伸び縮小が要因。

一方、より広い意味でのマネーを示す広義流動性は前年比3.1%増と伸びが拡大した。

M3の伸びは2月以来縮小しており、7月は昨年2月(2.4%増)以来の水準にとどまった。最大の要因は預金の縮小。預金は前年比4.1%増と3カ月連続で伸びが縮小し、昨年2月(4.0%増)以来の小幅な伸びだった。昨年末まで証券優遇税制廃止前の株式売却で預金が伸びた裏が出ている可能性があると日銀ではみている。

このほかM3に含まれる現金は3.4%増と3カ月連続で横ばい、定期預金などの準通貨は0.4%と2カ月連続で横ばいだった。譲渡性預金(CD)は10.0%増と2012年5月(11.0%増)以来の伸びとなった。

M3からゆうちょ銀行などを除いたM2は、前年比3.0%と6月と伸びは横ばいだったが、2月以来伸びは縮小傾向にある。

一方、広義流動性に含まれる投資信託は9.6%増と2カ月連続で伸びが拡大、外債も7.6%増と4カ月連続で拡大した。  


(竹本能文)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GB02820140811?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29


10. 2014年8月11日 14:04:05 : RBwpNd35rg
6月第3次産業活動指数は前月比‐0.1%、2カ月ぶり低下=経産省
2014年 08月 11日 09:18 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0GB00F20140811&channelName=topNews#a=1
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[東京 11日 ロイター] - 経済産業省が11日発表した6月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は前月比−0.1%の98.1(2005年平均=100.0)と、2カ月ぶりに低下した。

7業種が低下した。「宿泊業、飲食サービス業」は「遊興飲食店、ファーストフード店及び飲食サービス業」等の業種が伸び悩み2.4%の低下、「生活関連サービス業、娯楽業」は「興行場、興行団、遊戯場、洗濯業 」を中心に2.0%の低下となった。「卸売業、小売業」は「機械器具卸売業、建築材料、鉱物・金属材料等卸売業、織物・衣服・身の回り品小売業」が寄与して1.9%低下した。

上昇したのは5業種だった。「学術研究、専門・技術サービス業」は「土木・建築サービス業 」を中心に3.0%上昇、「その他サービス業(公務等を除く)」は自動車整備業」の伸びが貢献し2.9%上昇した。「金融、保険業」は2.7%上昇した。

「複合サービス事業」は前月比横ばいだった。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GB00F20140811?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29


11. 2014年8月11日 18:44:42 : Por1hDkYKo
 まだまだ大丈夫だー。GPIFの資金がたっぷりあるぞー。20%台まで国内株式にぶっ込めるんだよー。まだ最大10%くらい、13兆円だー。外国人が売り込もうと十分たちう打ちできるんだー。外国人とこれから真剣勝負だー。いけいけー。
 by 首相。

 その結果は国民全員・寄生虫のような年金受給者に押し付けられるから、なーんにも問題はないんです。13兆円余が使える間は、株価は下がりません。


12. 2014年8月11日 18:57:59 : QBrYpzDGwo
後は年金資金しか残ってないのか?放蕩親父ではあるまいし、外遊だとか、円借款だとか、人気取りのサービスだのオリンピックだの、軍備増強だの、「普通の国」と同じことをしたくて仕方がないようだが、外で恰好付けても家では女房が質屋に通っているような状況じゃあないか。
  政権党にしても、公務員幹部連中にしても、沈みかかった泥船から取るだけ取って懐に入れてしまおう、という考えでやっているのだろう。
  彼らこそ愛国心など無いいわゆる「売国奴」だと思うのだが。

13. 2014年8月11日 19:33:24 : RBwpNd35rg
ドル102円前半、日銀月報「景気判断据え置き」に疑問符も
2014年 08月 11日 16:12 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0GB0GS20140811&channelName=topNews#a=1
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[東京 11日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場午後5時時点と比べて小幅にドル高/円安の102円前半。本邦企業が夏季休業で実需勢の参加が限られる中、日経平均株価が堅調に推移し、ドル/円の下値を支えた。

先週末は地政学リスクへの警戒感から円買いが優勢となり、ドル/円は一時101.51円まで下落したが、この日は朝方から落ち着いた展開となった。早朝102.22円付近まで強含んだあとは、102円前半の狭いレンジでもみあった。 朝方に一部輸入企業のドル買い/円売りが観測されたが、ロットは限定的だったという。多くの本邦企業が夏季休業に入り、実需勢の動きは総じて限定的なものにとどまっている。

<日銀月報「足元の景気判断を据え置き」に疑問符も>

日銀が11日に公表した8月の金融経済月報では、足元の景気判断については、消費税の駆け込みの反動がみられるが「基調的には緩やかな回復を続けている」との従来表現を据え置いた。一方、輸出や鉱工業生産については判断を下方修正した。

市場では、政府・日銀は、景気の状況を「過大評価している」(民間エコノミスト)との声が上がっている。

ドル/円相場との関連でも「日本の経済指標で、消費増税後の反動減からの持ち直しの弱さが見受けられることがポイントだ」とFPG証券代表取締役の深谷幸司氏は述べ、市場の円に対するセンチメントは、弱気バイアスが強まる可能性があるとした。

13日には、日本の4―6月期のGDP一時速報が予定され、金融市場の関心は高い。

1―3月期のGDPは消費増税前の駆け込み需要で前期比年率6.7%増となったが、市場予測では、4―6月期のGDPは、前期比年率7.1%減と大幅なマイナスが見込まれており、一部では「10%近いマイナスになるのではないか」(同上)との見方も出ている。

また、5、6月の実質賃金上昇率はともにマイナス3.8%と落ち込んだ。

黒田日銀総裁は、8日の金融政策決定会合後の記者会見で「今、実質賃金が下がっていることの大半は、消費税の引き上げによるもので、消費税を除くと実質賃金は上がっている」と指摘した。

しかし「現状は、消費税の分を除いても、まだマイナスで、総裁の指摘は正しくない」(アナリスト)。家計調査では、4―6月期の実質家計消費は前期比で8%以上の大幅減少となっている。

<日経平均300円超の上げ>

ロシアがウクライナ国境付近での軍事演習を終了したと発表したことを受け、8日の米株式市場は反発して終了。地政学リスクへの警戒感はひとまず「小康状態」(邦銀)となっているようだ。日経平均は300円超の上げ幅となった。

ただ、リスク回避ムードがこのまま和らいでいくかどうか、判断するのはまだ難しいという。市場では「日本はお盆休みの週にあたり、市場参加者がやや少なくなる。リスク回避の流れが強まった場合は下方向に勢いがつきやすい」(国内金融機関)といった見方や、「ロシアのプーチン大統領の発言などで右往左往する可能性があるため、注意が必要だ」(邦銀)との声が出ていた。

あおぞら銀行の為替マーケットメイク課長、諸我晃氏は「このところの米経済指標は良い数字が多い。今は地政学リスクと米景気の回復期待がきっ抗している状況だが、地政学リスクがなければドル/円は上方向に向かう」とみている。

<独国債利回りのマイナス圏突入> 

ユーロは日中1.3400ドル付近で小動きだったが、足元での独国債利回りの一段低下などを背景に、上値の重さが意識された。

前週末(8日)のユーロ圏債券市場では、中東やウクライナで地政学的リスクが高まっていることを受け、資金が国債などの安全資産に向かったため、独10年国債利回りDE10YT=TWEBは過去最低となる1.024%まで低下。7日に一時マイナス圏に突入した独2年国債利回りDE2YT=TWEBも再び0.000%まで低下した。

地政学的リスクの高まりを受けて、投資家の間ではリスク資産保有を見直す動きが出ている。

  米国最大の公的年金基金、カリフォルニア州職員退職年金基金(カルパース)は、よりリスクの高い投資を回避するため、ポートフォリオの大幅変更を検討している。ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が10日報じた。

複数の匿名関係者が語ったところによると、コモディティーや企業株、ヘッジファンドからの資金引き揚げあるいは投資縮小が検討されている。ウェブサイトによると、カルパースの4月30日時点での運用資産規模は2905億ドル。

カルパースからのコメントは得られていない。

ドル/円JPY=  ユーロ/ドルEUR=  ユーロ/円EURJPY=

午後3時現在 102.13/15 1.3397/01 136.83/87

正午現在   102.15/17 1.3398/02 136.87/91

  午前9時現在 102.15/17 1.3402/06 136.91/95 

  NY午後5時 101.98/03 1.3408/13 136.80/84

(森佳子)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GB0GS20140811?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true


14. 2014年8月12日 16:36:04 : 1QPkTvds8s
4─6月期GDPに悪化期待の声、追加緩和や10%増税延期の思惑
2014年 08月 12日 16:14 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0GC0GQ20140812&channelName=topNews#a=1
1 of 1[Full Size]
[東京 12日 ロイター] - 市場の注目は、あす13日に発表される日本の4─6月期国内総生産(GDP)だ。消費増税の影響で大きく悪化すると予想されているが、一部の市場関係者からは、下振れした方が株高・円安になりやすいとの見方が出ている。

日銀追加緩和への期待感が高まる一方、消費再増税への警戒感が後退する可能性があるためで、景気の落ち込み自体よりも政策期待に市場は反応しそうだという。

<下振れなら日銀緩和期待で株高・円安か>

ロイターがまとめた民間調査機関の予測では、午前8時50分発表の4─6月期実質GDP1次速報の予測中央値は、前期比マイナス1.8%、年率マイナス7.1%。

当初の予想では年率5%程度のマイナスとの見方が多かった(7月10日発表のESPフォーキャスト調査ではマイナス4.9%)が、ここにきて予想マイナス幅が大幅に拡大している。

最大の懸念要因は、やはり消費だ。1─3月期までの駆け込み需要の反動が出るのは当然とはいえ、当初の想定以上に落ち込みが激しいと警戒感が強まっている。7月の百貨店売上高が一部店舗でマイナスが続くなど弱いデータもある。天候不順の影響もあるため消費マインドの動向は読みにくいが、実質賃金の目減りもあって、先行きについても市場では厳しい見方が多い。

過去の数字とはいえ、4─6月期GDPは消費増税後、初めての総合的なマクロ経済データだ。米国の1─3月期GDPが確定値でマイナス2.9%に下方修正された際(さらに改定で2.1%減に縮小)は、寒波の影響とわかっていながらも、その後のマーケットの景況感をしばらく悪化させてしまった。

日本の4─6月期GDPが大きく悪化すれば、アベノミクスへの疑念にもつながりかねない。

しかし、市場で意外と多いのが、GDPが市場予想より上振れではなく下振れすることを期待する声だ。日銀の追加緩和や10%への消費再増税の延期などが期待されるためだ。「事前の予測もあり、4─6月期の景気の下振れは織り込まれつつある。それよりも実際にデータが出ることで、政策を後押しする材料になるとの見方が広がりそうだ」(大手証券の株式トレーダー)という。

「GDPが下振れすれば、日銀も消費の判断を変えざるを得なくなるのではないか。すぐさま追加緩和の議論には至らないとしても、市場はそれを先んじて材料として使う可能性がある」とアライアンス・バーンスタインのマーケット・ストラテジスト、村上尚己氏は指摘する。地政学リスクなどが強まらないなど条件付きだが、GDPが下振れした方が、株高・円安が進行しやすいという。

<市場に過熱感なく「失望」には至らず>

逆にGDPが強い場合はどうか──。政策期待が後退し、「失望」となるのか。

12日の日経平均.N225は小幅続伸。前週末の450円を超える急落からリバウンドしたものの、6月中旬以降ほぼ1カ月続いた1万5000円─1万5500円レンジの下限近くに位置しており、過熱感は乏しい。GDPが強かったとしても「政策期待後退による失望には至らない」(国内銀行)とみられている。

では、景況感はどうか。4─6月期GDPが上振れした場合、日本経済は意外と悪くなかったとの見方が広がり、景況感の上振れを好感して株高・円安となるのか。

実際、足元の日本経済はそれほど弱くないとの指摘もある。三井住友アセットマネジメントのチーフエコノミスト、宅森昭吉氏は、需要を先食いした場合、その後の減少率が大きくなる数字のマジックに注意すべきだと指摘する。「3つの団子が刺さっている串が3本あるとしよう。2本目を食べるときに、団子1つを3本目からもってきて4つの団子にすると、団子3個の1本目からは33.3%増加だ。しかし、2個しか残っていない3本目は4個の2本目から50%の減少となる」。6月の消費総合指数が前月比0.7%増となるなど景気は底堅いと話す。

ただ、GDPの中身を分析することが短時間では難しいことを考慮すると、市場予想中央値から多少、上振れしただけでは、市場の景況感が大きく上向くのは難しいかもしれない。

りそな銀行・総合資金部チーフストラテジストの高梨彰氏は「来年の量的・質的緩和政策がどうなるかさえはっきりしないなか、追加金融緩和への期待がGDPだけで盛り上がったり、失望されたりということはないだろう。景況感についても7─9月期の回復度合いを確かめるまでは定まらない」とみている。

(伊賀大記 編集:田巻一彦)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GC0GQ20140812?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true

4─6月GDP見通し-6.81%、7─9月は+4.08%に回復=調査
2014年 08月 12日 15:31 JST

[東京 12日 ロイター] - 日本経済研究センターが12日発表したESPフォーキャスト調査(民間エコノミストによる日本経済予測の集計調査)によると、増税直後の4─6月はマイナス6.81%、7─9月はプラス4.08%に回復見通しとなった。

消費者物価指数(CPI)の前年比上昇率は1─3月に1.4%まで上昇した後、4─6月は1.13%とやや伸び率が縮小。その後は1%程度で推移する見通し(いずれも消費増税の影響を除くベース)。

今回の調査の調査期間は、7月29日から8月5日。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GC0DM20140812


15. 2014年8月12日 17:39:04 : 1QPkTvds8s
日経平均小幅続伸、薄商い下で伸び悩む
2014年 08月 12日 15:29 JST
http://jp.reuters.com/news/pictures/articleslideshow?articleId=JPKBN0GC0DE20140812&channelName=topNews#a=1
1 of 1[Full Size]
[東京 12日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は小幅続伸となった。米株高など外部環境の落ち着きを背景に買いが先行。先物主導で上げ幅は一時100円を超える場面があったが、上値を買う投資家は少なく、次第に伸び悩んだ。

夏枯れで商いが乏しいうえ、国内経済指標の発表などを控え見送りムードが強いという。一方、中小型の材料株が人気化しており、地合いは堅調とみられている。

東証1部の売買代金は1兆6180億円となり、7月29日以来、2週間ぶりの低水準となった。夏季休暇入りしている投資家が多いほか、ウクライナや中東などの地政学リスクもくすぶり、積極的には手掛けにくいという。13日発表の4─6月期GDPを見極めたいとの見方も多かった。日経平均は朝方に買いが先行したが、徐々に上げ幅を縮小し、後場には下げに転じる場面もあった。

一方、材料株への物色は継続。売買代金トップとなったコロプラ(3668.T: 株価, ニュース, レポート)が年初来高値を更新したほか、新興市場ではミクシィ(2121.T: 株価, ニュース, レポート)やガンホー(3765.T: 株価, ニュース, レポート)などゲーム関連銘柄が活況となった。「指数の上値は重いが、中小型株の好パフォーマンスが投資マインドの改善につながっている。地合いは良好で、国内外の経済指標を確認後に再び上値を試すだろう」(内藤証券・投資調査部長の田部井美彦氏)とみられている。

個別銘柄では、S Foods(2292.T: 株価, ニュース, レポート)が年初来高値を更新した。11日に2015年2月期の連結業績予想を上方修正したと発表し、材料視された。11日にインドネシアの国営企業「クラカタウ・スチール」と合弁で自動車用鋼板事業を行う会社を設立すると発表し、アジア事業の拡大が期待された新日鉄住金(5401.T: 株価, ニュース, レポート)も堅調だった。

半面、新川(6274.T: 株価, ニュース, レポート)が新安値。11日に発表した2014年4─6月期決算で、営業損益が7億円の赤字(前年同期は8億円の赤字)となったことが嫌気された。

東証1部騰落数は、値上がり1017銘柄に対し、値下がりが662銘柄、変わらずが138銘柄だった。

日経平均.N225

終値      15161.31 +30.79

寄り付き    15164.73

安値/高値   15125.93─15235.98


TOPIX.TOPX

終値       1257.69 +5.18

寄り付き     1256.25

安値/高値    1255.52─1262.5


東証出来高(万株) 161823

東証売買代金(億円) 16180.57


(杉山容俊)

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0GC0DE20140812?feedType=RSS&feedName=topNews&utm_source=feedburner&utm_medium=feed&utm_campaign=Feed%3A+reuters%2FJPTopNews+%28News+%2F+JP+%2F+Top+News%29&sp=true


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