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タカタ、大量リコールで今期240億円の最終赤字に転落へ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKBN0G70IZ20140807
2014年 08月 7日 16:57 JST
[東京 7日 ロイター] - タカタ(7312.T: 株価, ニュース, レポート)は7日、2015年3月期の連結業績見通しを下方修正した。同社製エアバッグの不具合に伴うリコール(回収・無償修理)費用を特別損失として計上したことが響き、純損益を160億円の黒字予想から240億円の赤字に修正した。
トムソン・ロイターの調査によると、アナリスト4人の予測平均値は176億円の黒字だった。
一方、売上高は5750億円(従来は5600億円)、営業利益は270億円(同250億円)にそれぞれ上方修正した。
タカタ製エアバッグによるリコールをめぐっては、これまでにエアバッグを膨らませるガス発生装置「インフレ―ター」が破裂し、エアバッグから飛び出した高温の破片が飛び散る事故が国内外で複数件発生しており、リコール対象台数が膨らんでいる。タカタは不具合の原因について、インフレ―ターの中に用いる火薬の製造工程や管理などに問題があったなどと米当局に説明している。
今年6月から7月までにトヨタ自動車(7203.T: 株価, ニュース, レポート)、ホンダ(7267.T: 株価, ニュース, レポート)、日産自動車(7201.T: 株価, ニュース, レポート)、マツダ(7261.T: 株価, ニュース, レポート)、富士重工業(7270.T: 株価, ニュース, レポート)、独BMW(BMWG.DE: 株価, 企業情報, レポート)、米ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N: 株価, 企業情報, レポート)の7社がリコールを発表し、対象台数は約900万台に上っている。
タカタが同日発表した14年4―6月期の連結決算で、当期損益は386億円の赤字になった。前年同期は42億円の黒字だった。4―6月期にリコール費用450億円を特別損失として計上したのが赤字転落の主因。
売上高は同15.9%増の1510億円、営業利益は同14.0%増の76億円だった。日米欧の各主要拠点で自動車の生産高が増加したことが追い風。アジアでも、政治混乱のあおりでタイが減収減益となったが、中国の増益がカバーし、アジア地域全体としては増益を確保した。
為替の想定レートは1ドル100円、1ユーロ135円で据え置いた。
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