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小僧寿し本社が入るビル/(C)日刊ゲンダイ
横領疑惑で解任 「小僧寿し」エリート社長に何があったのか
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/152448
2014年8月8日 日刊ゲンダイ
「小僧寿し」は7日に臨時株主総会を開き、大西好祐社長(51)の解任と佐藤真吾・夢真ホールディングス会長(67)の社長就任を決定した。併せて正社員のほぼ4割の希望退職を実施するという。
なんだか、尋常じゃない雰囲気だが、原因は就任約7カ月で退任に追い込まれた大西前社長にある。
「今月14日に決算発表を予定していましたが、6日になって突然、延期を発表しています。大西さんが会社の資金4500万円を個人口座に振り込んでいたことが判明したためです。小僧寿しは、大西さんが社長に就任した13年12月以降の資金の出入りを調べる必要があるとしています。なぜ、4500万円のカネが個人口座に振り込まれたのか、4500万円だけなのか、まだハッキリしていないようです」(兜町関係者)
小僧寿しに問い合わせると、「株主総会でも大西氏への責任追及の声が上がり、調査次第では民事、刑事責任の可能性も排除できないため、経緯についてはお答えできません」(担当者)という。
■オーナー変遷、4期連続赤字
創業50年を迎える「小僧寿し」は最盛期の総売り上げが1000億円に達し、店舗数も2000店舗に上った。だが、その後、親会社や大株主がコロコロ変わり、13年12月期決算の連結最終損益は16億円の赤字。4期連続の赤字に陥っている。
「06年から、すかいらーくの子会社になりましたが、結局、再建できず、12年に資本業務提携を解消しています。回転ずしに客をとられ、いま持ち帰り専門にはほとんど需要がない。もはや誰に任せても経営は難しい状態でしょう」(外食ジャーナリストの中村芳平氏)
いったい小僧寿しでなにが起きているのか。解任された大西前社長は典型的なエリートだ。87年米シカゴ大卒、三菱商事入社。05年には米ワシントンに大西法律事務所を開設している国際弁護士である。
「かつて社長を務めていたIT関連企業インボイスの創業者・木村育生氏と知り合い、ヘッドハンティングされたようです。三菱商事時代に食糧部門に配属され外食産業に関わった経験が買われたのでしょう。大西さんは兵庫県芦屋市生まれのお坊ちゃまで、現在は東京・赤坂の外資系レジデンスに住んでいます」(事情通)
それなのになぜ、4500万円の“はした金”を振り込んだのか。
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