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上半期の経常収支、初の赤字 輸出低迷で貿易赤字拡大
http://www.asahi.com/articles/ASG882T6RG88ULFA003.html
2014年8月8日12時04分 朝日新聞
財務省が8日発表した2014年上半期(1〜6月)の国際収支によると、海外とのお金の出入りの帳尻を示す「経常収支」は5075億円の赤字だった。比較できる1985年以降、上半期では初の経常赤字になった。火力発電の燃料輸入などが増えているのに加え、輸出の低迷で貿易赤字が拡大したためだ。
日本から海外にお金が出ていく状態を示す経常赤字は13年下半期から2期連続で、赤字幅は半期として過去最大になった。
上半期の貿易収支は6兆1124億円の赤字で、赤字幅は過去最大だった。輸出は前年同期比8・1%増の35兆7627億円だったのに対し、輸入額は14・7%増の41兆8752億円で、輸入の伸びが輸出の伸びを上回った。燃料向けの液化天然ガスの輸入量の増加や原油価格の値上がり、円安による輸入価格の上昇などが重なったためだ。
日本企業の海外でのもうけなどを反映する第1次所得収支は8兆3226億円の黒字だったが、黒字幅は4・2%縮小した。日本企業の海外への直接投資によるもうけが、過去最大だった前年同期の反動で落ち込んだことが要因だ。
海外旅行などによるお金の出入りを示す「サービス収支」は1兆5780億円の赤字だった。訪日外国人旅行者は大きく増えて旅行による収支の赤字幅は減ったが、コンピューターソフト開発による海外への支払いなどがかさんだ。
6月の経常収支も3991億円の赤字だった。貿易赤字がふくらみ、所得収支の黒字が減ったため、6月として初めて経常赤字になった。SMBC日興証券の宮前耕也氏は「輸出も簡単には伸びず、経常収支は赤字と黒字が行ったり来たりになるだろう」とみる。(疋田多揚)
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