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DIOジャパンのHPから
「DIOジャパン」事業停止 消えた女社長と助成金42億円
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/152352
2014年8月5日 日刊ゲンダイ
「被災地の雇用対策が、これじゃ詐欺だ」と激怒する従業員もいる。
先月31日、突然業務を休止したコールセンター事業を展開する「DIOジャパン」。給料遅配や雇い止めなどが相次ぎ、各地で不安の声が上がっていたが、どうやら“夜逃げ”したらしい。松山本社も東京本社も閉鎖され、きのう(3日)も電話はつながらなかった。かつて「やり手の美人経営者」なんてもてはやされた本門のり子社長(50)も一体どこにいるのやら…。
東京商工リサーチによると、DIO社は00年に設立され、07年からコールセンター事業に参入。もともと売上高1億円規模だったが、11年の東日本大震災を境に、12年3月期に7億3500万円、13年3月期には10億3200万円と急成長を遂げてきた。
それもそのはずで、同社は「緊急雇用創出事業」を使い、被災地を中心に子会社を設立、市町村の委託で20カ所のコールセンターを展開してきた。厚労省によると、計42億8600万円の助成を受けているという。もちろん、すべて税金だ。
■未払い給料7320万円
「来年度までに失業者など延べ2143人を雇うはずだったのが、結局、総額7320万円の給料を未払いのまま“トンズラ”ですからね。本門社長は最近の経済誌のインタビューで<コールセンターは初期投資が多い。100席のセンターを開設するのに1億円程度>と言い訳していた。仮に2000人分の席を用意する初期投資に20億円かかったとしても、単純にまだ約20億円の助成金が余る計算です。給料未払いや雇い止めが横行していたとなれば、億単位のカネはどこに消えたのでしょう」(経済ジャーナリスト・岩波拓哉氏)
本門社長は、その経済誌のインタビューで「14年3月期は41億円の売上高を見込んでいたが、30億円だった」とも話していた。それを“穴埋め”したって、まだ10億円の助成金が余る。どうにも計算が合わないのだ。
こんな会社を昨年の「おもてなし経営企業選」に選んだ経産省の目も節穴だが、被災地を食い物にして逃げた本門社長が一番のワルだろう。
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