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軽自動車販売にみる日本経済
http://blog.livedoor.jp/nevada_report-investment/archives/4720945.html
2014年08月03日 NEVADAブログ
日本の景気は今やガタガタになってきており、経済界と我々一般国民との間に、もの凄いギャップが生じていると言えます。
経済界は消費の落ち込みは一時的であり、大したことはないと判断していますが、大方の国民は給料は上がらない、物価は物凄く上がっている、消費税も上がった、という事実をみて、消費を大幅に減らして来ているのです。
減らしているというよりは減らさざるを得ない状態に追い込まれているのです。
政府は株だけを上げておけば資産効果で消費は増えると思っていますが、大方の一般国民は株などもっていませんし、昔買った投資家も未だに損をした株を塩漬けしている個人も多く、株を買い上げたから消費が増えるとはならないのです。
勿論、一部の資産家は株で利益を上げており、消費を増やしているのは確かですが、それは極めて一部であり、大方の一般国民は株高をさめた目で見ています。(中には儲けたという浮かれた話に乗り、株やFX等で博打をしかけ、失敗し破産の危機に瀕している人もいると聞いています)
発表されました7月の軽自動車の販売台数ですが、7.19%減少しこの減少は13ケ月振りとなり、更に悪いことに受注と販売も悪化しているとされているのです。
即ち、末端では在庫が積み上がっていると言えるのです。
注目するべきは、トヨタグループの軽自動車担当のダイハツが発表しました4ー6月期の営業利益が41.8%も減少していることです。
物凄いテレビ宣伝を仕掛けているにもかかわらず、売れていないのです。
消費者がダイハツのような安い車すら、買わなくなってきているという景気になって来ているのです。
スーパーを見ましてもデパ地下を見ましても高い商品を買っていません。
昨日熊本空港から東京に戻って来ましたが、空港で販売していましたマンゴがほぼ全て萎れており、もうどうしようもないものを20%引きとしていましたが、それでも誰も買いません。
アベノミクスで踊った国民も多かったのも確かですが、「踊る阿呆に見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損」となっていたものがいよいよ踊るエネルギーも尽きてきたのです。
今世界は大混乱期に突入しつつありますが、日本は一足早く踊った分、後始末は大変だと言えます。
安倍総理が地球の裏側まで¨どさ回り¨している暇はないはずですが、果たして現状を認識しているのでしょうか?
それとも「次はない」として政府専用機を今のうちに使いまくれとなっているのでしょうか?
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